塾講師の仕事のいいところと悪いところ
塾の仕事のいいところ・悪いところをご紹介いたします。
塾講師を目指している人や興味がある人はぜひご覧ください。
塾の仕事をしていて楽しいこと
日々生徒と接していると、楽しいことや嬉しいこともたくさんあります。
そのなかでも私が塾講師はやっぱり楽しいなと思ったことをご紹介いたします。
楽しいこと①生徒の成長を感じれる
生徒の成長を身近で感じることができます。
勉強ができるようになるだけではなく、物事の考え方が変わり人としての成長を実感することが多いです。
子どもたちが成長している姿を目にすると、自分自身も頑張らないとと励まされます。
生徒の成長を実感することで、塾講師になって良かったと思うことが多かったです。
楽しいこと②知識が増える
生徒との会話から新しい情報を入手することができました。
生徒たちの世代で流行っていることや生徒が好きなものの話を聞くことで、今まで自分が知らなかったジャンルの内容を知ることができました。
塾講師として生徒とたくさんの会話をしていなかったら、知らないことがたくさんあったと思います。
本来であれば、先生が生徒に教えるべきですが、生徒のおかげでたくさんの知識が増えました。
身につくスキル
塾講師の業務は多岐にわたります。現場指導だけではなく、事務作業等もおこなうため身につくスキルはたくさんあります。
身につくスキル①コミュニケーションスキル
コミュニケーションスキルが高まります。
生徒と勉強のことや学校の悩みなど、日常的にコミュニケーションをとることが多いです。
生徒との信頼関係を構築するには、コミュニケーションが大切になります。
さらに、保護者面談やセミナーなどで保護者とも関わる機会が多く、保護者との信頼関係を構築するためにコミュニケーションが大切です。
生徒や保護者と日頃からコミュニケーションをとることで、コミュニケーションスキルも高まります。
身につくスキル②事務作業
塾の仕事の業務内容として、生徒に勉強を教えるだけではありません。
授業料の請求書の作成やお知らせの案内の書類作成などの事務作業もあります。
さらに、InstagramなどのSNS運用をしている塾ではSNS用の記事作成などマーケティングに関する業務もあります。
事務作業では、Excel・Word・PowerPointを使用することが多いためそれぞれのスキルアップも可能です。
塾の仕事の大変なこと
先ほどもお伝えしたように、業務内容は多岐にわたります。
時期によって忙しさが違うため、多岐にわたる業務をこなしていくことはとても大変です。
その中でも、私自身大変だなと思ったことをご紹介いたします。
大変なこと①年間を通して忙しい
塾は忙しい時期がいくつかわかれていますが、年間を通して忙しい印象があります。
長期講習、定期テスト、面談期間が一年間のうちに何度も繰り返され、学習塾の一大イベントは受験になります。
高校受験だと、夏期講習から受験対策が始まるため、7月末から3月までは受験対策が行われます。
受験シーズン中に、生徒面談や保護者面談が実施されるため、勉強を教えるだけではなく生徒の成績の分析をして、受験に対してのアドバイスも一人ひとり対応するため業務量も増えます。
受験が終わると、他の学年は春期講習が始まり、新年度になり、定期テストがやってくるため暇な時期がないのが現実です。
大変なこと②数字に追われる
学習塾は実績が大切になります。
高校受験の合格率や生徒の成績の向上率などをみて、入塾を検討される保護者や生徒は多いです。
生徒がどれだけ在籍しているかで、売り上げも変わってきます。
実績が多い塾であれば入塾を希望する生徒も多いため、教室の売り上げもあがります。
さらに、入塾後成績が上がらない生徒は退塾する確率が高まるため、生徒の成績を上げることが重要です。
そのようなことから、塾業界は常に数字に追われる世界ということがいえます。
塾のお仕事は大変なことも多いですが、大変なことを上回る楽しさがたくさんあります。
大変なことも、スタッフ同士励ましあい支えあいながら頑張ればきっと乗り越えられるはずです。
大変な時も、目の前の生徒の笑顔で癒されることもありますよ!
子どものために頑張れる人は塾講師が向いていると思うので、ぜひ塾講師を目指してみてください。