作業療法士で年収1000万は目指せる?
作業療法士と聞くと医療系の職種の中では年収が低い印象はないでしょうか?
私も実際働いていて、なかなか給料面が上がっていかず、悩んだことがありました。
この職種で年収1000万は可能なのでしょうか?
是非記事を読んでみてくださいね。
年収1000万は作業療法士には難しいのが現実
作業療法士の年収が上がりにくい大きな原因として、「診療報酬制度」があります。
基本的に私たちが提供するリハビリは保険適用内になります。
保険を適用してリハビリを行う回数と上限が決められているため、どうしても利益を上げずらいシステムになっているのが現状です。
作業療法士は年収700万までなら訪問リハビリがオススメ
一般的な病院やクリニクで勤務した場合は年収500万から600万が限度だと感じましたが、それ以上の収入を目指すのなら訪問リハビリがオススメです。
働く地域や業績にもよりますが、インセンティブ制度を導入していれば、700万は狙える範囲だと思います。
ただ、移動中は給料が発生しなかったり、コロナ禍はキャンセルが多かったりと年収が安定しないのはネックになってきます。
作業療法士が1000万を目指すには?
私の周りで作業療法士として年収1000万を達成している事例をいくつか紹介させていただきます。
1.開業する
作業療法士は医師の指示がなければ作業療法を行うことができないので、開業するには難しいと思われがちですが、自費診療として整体院やリラクゼーションサロンを開業することはできます。
自費診療になれば最初にあげた「診療報酬」の壁もなくなるので、経営が上手くいけば1000万を達成することも夢ではありません。
私の知り合いは介護の経験を生かし、デイサービスを開業しました。
初期費用が高額で最初は苦労していましたが、高齢者はどんどん増え続けているので需要はあるようです。
2.海外で働く
先ほど、作業療法士は医師がいなければ開業することはできないと書きましたが、アメリカなどでは作業療法士の開業権が認められています。
言語のハードルはありますが、海外では作業療法士の地位や報酬が日本より高い傾向にあるので、国を変えて働くのも収入アップの1つの選択肢となり得そうです。
3.大学教授になる
私の知り合いに私立大学の大学教授として働いている方がいます。
大学で生徒に教える傍ら、付属している大学病院で患者さんのリハビリに入ることもあるようです。
詳しい年収までは知りませんが、年収1000万は確実に超えています!
かなり博識な方、かつ作業療法士という仕事を愛しているのが伝わってきます。
ハードルは高いかと思いますが、1つの事例として紹介させていただきました。