住宅設備メーカーの業界大手3社の特徴と強み・気になる年収は?
こんにちは、トト郎と申します。
今回は住宅設備メーカーの会社別の特徴をお話しします。
業界全体の特徴や営業の特徴に関しては別の記事で書いていますので、そちらも読んでみてください。
今回は業界大手の3社のLIXIL・Panasonic・TOTOに絞って特徴をご説明します。
私自身、大手3社のうちの1社で働いていました。
そのほかの2社のメーカーも知り合いが多く、様々お話を聞く機会がありました。
今回は私の体験した話、聞いた話も交えながらご説明します。
LIXIL
LIXILの会社・商品特徴
LIXILの大きな特徴は住宅の中や外の商品を丸ごと一社で揃えることができることです。
キッチン、バス、トイレ、洗面台だけでなく、建具(部屋のドア)、床材、サッシ、玄関ドア、カーポートなど多岐にわたります。
それらに加えて高機密、高断熱、高耐震性住宅のスーパーウォール工法なども提案してしています。
1社で全てを揃えることができるメリットとしては何点かあります。
・ショールームでの見学を1社で済ますことができる
・メーカーのキャンペーンなどが適用されやすい
などメリットが大きいです。
提案する側としても様々な切り口で商品を提案できるので、
他社と比べて提案しやすいです。
そしてLIXILの人気商品はキッチンです。
シェアNO.1でスタイリッシュなキッチンが特徴的です。
価格帯ごとに数種類のキッチンがあり、どんなお客さんにも合うキッチンを選ぶことができます。
その他にも高シェア商品が多く、住宅設備メーカーとしてはトップの地位を築いています。
スポーツをされていた方が多く、爽やかな印象です。
家を建てたり、リフォームをされる方は必ずと言っていいほどLIXILに見学に行きます。
それを考えるとブランド力のある会社なので、就職先としても最有力候補の一つだと思います。
LIXILの平均年収
LIXILの平均年収は823万でした。
上場企業の平均年収が630万なので、比べるととてもいいですね。
家賃補助などの福利厚生も充実しています。
営業は20代後半で500万くらい貰えると聞きました。
30歳前後で昇格をすると給料が一気に上がるようです。
管理職になると1000万を超えてくるようです。
Panasonic
Panasonicの会社・商品特徴
Panasonicの特徴はLIXILと同じで設備と建材をトータルコーディネイトできる総合メーカーです。
ただ、サッシや玄関ドアの取扱はありません。
その代わりに総合電機メーカーとしても有名なので家電などの電化商品の取り扱いが豊富です。
冷蔵庫などはキッチンと同じ柄にできたり、エコキュートなども取り扱っています。
その他にもテクノストラクチャー工法という独自の部材を使用した工法も提案しています。
耐震性や柱なしの大空間を実現できます。
パナソニックの人気商品は実はトイレなんです。
アラウーノという商品で、流すたびに泡で洗浄をしてくれるトイレです。
素材が陶器ではないので、軽くて工事も簡単です。
その他にも建具(部屋のドア)はシェアNO.1を常に争っている人気商品です。
総合メーカーとしてどの商品も業界トップクラスのシェアを誇っています。
体育会系の方が多く、学生時代に全国大会で優勝経験のあるような方が多い印象です。
誰でも聞いたことがあり、家に必ず一つはPanasonic製品がありますよね?
そのため、就職先としてもとても人気な企業です。
Panasonicの平均年収
パナソニックの平均年収は743万でした。
LIXILには劣りますが、上場企業の平均を大きく超えています。
LIXILと同じで、家賃補助などの福利厚生が手厚いです。
その他にも年間10万円以上のポイントを貰うことができ、
様々なサービスを受けれるようです。
営業は20代後半で500~550万くらい貰えると聞きました。
30歳前後で昇格すると一気に年収が上がり、35歳くらいで700万くらい貰えるようです。
管理職になると1000万を超えるてくるようです。
TOTO
TOTOの会社・商品特徴
TOTOは皆さんもご存知だと思いますが、トイレが有名な企業です。
トイレ以外にもキッチン・バス・洗面化粧台など水回り商品を取り扱っています。
LIXILやPanasonicのような総合メーカーではなく、水回り専業メーカーです。
そのため、一つ一つの商品に特徴が多くヒット商品が多いです。
TOTOの人気商品は、やはりトイレです。
CMでも有名ですね。
家庭用のトイレだけでなく、施設や病院のトイレでの採用率も高いです。
その他にもユニットバスが有名です。
近年では「ほっカラリ床」という柔らかい床が大ヒットしました。
とても安定した企業で、真面目な方が多い印象です。
就職先としても候補に入れたい企業です。
TOTOの平均年収
TOTOの平均年収は669万でした。
上場企業の平均を超える年収です。
20代では450〜500万くらい貰えると聞きました。
7年目で昇格試験があり、そこで一気に年収が上がるようです。
大手3社は日本を代表する企業なので、とても魅力的です。
住宅設備メーカーを目指すならばこの3社のうちの1社に行くことをお勧めします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。