地方公務員の魅力となるための心構え
都内区役所にて地方公務員として8年勤務しました。
夫の転勤についていくことになり、退職しておりますが、公務員として働いていた時間はとても充実した満足いくものでした!
これから公務員になろうとしているみなさんへ、公務員の魅力と公務員になるにあたっての心構えをお伝えいたします!
公務員は待遇面が魅力
公務員と聞いて、まずメリットを思い浮かべる方がたくさんいるのではないでしょうか?
実際に、みなさんが想像しているとおりの「良い点」がたくさんあります!
まず、福利厚生についてですが、加入している健康保険組合に加えて独自の福利厚生組織のサービスも手厚くなっています。
また、年数の若い職員でも有給休暇が非常に取りやすいといえます。
育児と仕事の両立がし易いのも特徴です。
小さな子供がいる職員に対する協力や理解があり、子供のことで急に休まざるを得なくなっても、嫌な顔ひとつせず、しっかりと周りがフォローしてくれます。
仕事についてですが、民間ではできない社会保障・公共福祉という分野に携わることができるため、非常に充実した仕事を行うことができます。
人々にとってなくてはならない部分を担っているため、とても大きなやりがいを感じます。
社会が抱えている課題と向き合い、その解決に向けて取り組めるため、達成感も得られます。
また、区民から感謝されることも多く、改めてこの仕事は人の役に立っている=「役人」であると実感しました。
公務員として必要な能力は?
クレーム処理
近年公務員に対する世間の風当たりも強くなっています。
それに伴い、公務員に対しての「見る目」も厳しくなっている印象です。
特に地方公務員は窓口業務を通じて、住民の対応を行うことが多いため、住民からのクレームを受けることも多々あります。
時には、かなり強いクレームが飛び交うこともあります。
そのような時に、引きずってしまったり、くよくよしてしまうことなく、今すべきことを理解し素早く切り替えできる力は非常に大切だと感じます。
優れた観察眼
そして、物事の根幹をしっかり見極めて、問題解決へ導ける力があるとどんな困難でも乗り越えられると思います。
公務員というと、決められた事務をそつなくこなすというイメージがある方もいるかもしれません。
しかし、今後さらに民間との競争が激しくなっていくため、些細な問題もキャッチできる「優れた観察眼」も必要となってきます。
また、公務員はどんな時も客観的かつ公平な視点で物事をみなければなりません。
公務員になる前に幅広い視野を身に着けておくことをお勧めします。
地方公務員を目指すみなさんへメッセージ
地方公務員は長年に渡り、非常に人気の職業です。
しかし、地方公務員になるためには筆記試験を伴うため、諦めてしまう人が多いのも現状です。
筆記試験は、努力した分だけ結果に結びつきますので、計画的に確実に得点を採れるよう、しっかりと準備を行うようにしましょう。
また公務員になると良いことだけではありません。
時に厳しい状況に立つこともあるでしょう。
しかし、嫌なことがあっても、毎日が充実していると思えるくらい魅力的な職業と職場だと思います!
そして、公務員になると実に多くの人の役に立つことができます。
そこから得られる達成感や喜びは私たちを更に成長させてくれます。
是非、公務員として輝いている自分の姿を想像して、まずは試験に向けて頑張ってください!
応援しています!
地方公務員は福利厚生も仕事内容も充実していて、非常に魅力的な職業です。
また、地方公務員になるためには相応の努力が求められます。
しかし公務員になったあと、努力して良かったと思う時が必ずやってきます!
その時のために、今はつらい時もあるかもしれませんが、着実に努力を重ねていってください!