不動産営業は今後厳しくなるかも
投稿者プロフィール
投稿者の仕事満足度
- 総合満足度
- 2.50
- 仕事内容
- 3.00
- やりがい
- 3.00
- 働きやすさ
- 1.00
- 給料・年収
- 4.00
- 休日・待遇
- 2.00
- 成長・将来性
- 1.00
メッセージ-
まず初めに言いたいことは、営業が向いている人・誰よりも早く稼ぎたい人には不動産営業はおすすめです。
営業が向いている人ということの意味は、営業力の向上には限界があるからです。
もともとコミュ力がない人は、経験と努力次第である程度は売れる営業マンにまではなれますが、ナンバーワンの数字を出せている人を見たことがありません。
ナンバーワン営業マンは、そのほとんどが学生時代から遊びまくっていた人が多いです。
誰よりも早く稼ぎたい人ということの意味は、同年代よりも稼げるからです。
営業職は、年功序列ではないため成果を上げた分の対価として歩合給をもらうことができる給与形態です。
数字をあげた分だけ歩合給に反映されるため基本給の数倍~十倍の歩合給をもらう人も中にはいます。
これによって20代で1,000万円稼げる会社員はほとんどいませんが、営業職なら一定数存在します。
これは営業職の最大のメリットと言えるでしょう。
しかし、営業職は一般の会社員と違って退職金がないため退職金に相当する額を定年までの間に歩合で稼ぐ必要があります。
また宅建については、業界に入る前に取っておくのがいいとは私は思いません。
それは不動産営業としてやっていけなかった場合に活用することがほとんどできないからです。
ある程度営業をして売れるようになってから取得する方がいいと思います。難しい資格ではないため6か月もあれば誰でも取れます。
仕事内容-
福岡市内で不動産仲介営業と売主(ビルダー)を経験いたしました。
仕事内容は、反響顧客の対応・ポータルサイトへ物件情報の掲載・ポスティング・販売物件の写真撮影及びのぼりの設営等。
反響顧客対応は、電話やメールで予約内容に間違いがないかの確認をし、物件現地にて待ち合わせ。
その後は物件案内をしながら仕様や特徴等の物件についての説明及び住宅ローン減税や住宅ローン、各種法規制についての補足事項の説明を行い、物件を売るためのトークや雰囲気を作っていく。
その場で購入したいというお客様も一定数いるが、ほとんどのお客様は別日で再案内を希望されることが多く再案内時に購入申込書の記入までもっていければいい方です。
購入申込書を書いてもらったら契約日の設定をし、店舗にて宅建士の重要事項説明の後契約となる。
契約後は住宅ローンの審査をしながら引き渡しまでの手続きをこなしていく。
引渡日までには、施主検査があるのでそこで目立った傷などの確認を行う。
引渡までに司法書士・土地家屋調査士・銀行との日程調整を行う。(案件毎で労力がかなり変わる。)
引渡日は、銀行でお客様・自分・司法書士の三者で決済を行い鍵の引き渡しとなる。
引渡までの期間は契約から約1カ月間だが、心配性な方や知識が乏しい方などは頻繁に電話がかかってくる。
引渡後に電話が来ることがあるが決まって悪いことが多い。
やりがい-
やりがいは人生で最も高額な商品である不動産を販売できるということ。お客様から直接感謝の言葉を頂くこと。
魅力としては、家は衣食住のなかで住にあたるので必要性があるものを販売するので、お客様の人生に関わることが経験できること。
不動産は人生で高額な商品なので、将来自分自身が購入する際の価値判断基準を養うことが出来ることが一番のメリットだと思う。
不動産を購入すると良くも悪くもその後の人生に大きな影響を及ぼすからだ。
向いてる人-
高校・大学で体育会系だった人・元自衛隊・消防士等などが向いている。
内気な人・正義感・人としゃべるのが得意じゃない人は向いていない。
向いていない人はやめた方がいいと思う。営業は稼げる代わりに精神をすり減らすのでメンタルの強さはある程度必要である。
正義感については、会社からのノルマがあるのでお客様の意向に関係なく売らなければならない時があるからである。
これらは努力で身に付けるものではなく、いかに会社の利益ひいては自分のお金のために割り切って考えられるかである。
給料・年収-
基本給22万円、車両手当2万円、資格手当2万円、残業代8万円(みなし残業代含む)
歩合給は1棟契約で10万円若しくは仲介手数料の10%
給与=基本給+歩合給+車両手当+資格手当+残業代
年齢25歳、勤続年数2年、平均月収40万円、手取り33万円、年収480万円
残業代はみなし分を超えると基本給の25%加算で単位時間当たりの残業代が増えるので、残業が多い月10万円近く残業代だけでもらってたときもある。(月60時間超え)
就職・転職-
就業先の選び方としては、地域密着型か全国展開型の二択で選ぶことをお勧めする。
地域密着型は、エリアを限定してその地域内のお問い合わせに対応する不動産業者で、小規模の会社が多い。
メリットはお悩み相談的なスタンスなので無理に営業しなくてもよく、案件も多くないことでそこまできつくないからだ。デメリットは稼げない。
全国展開型は、CMなどである程度名の通った不動産業者で、ほとんど全国に支店を持つ大企業が多い。
メリットは稼げる点と転勤ができる点。デメリットは社員数が多いので売れていないとクビ若しくは部署移動させられる可能性があること。
最近退職したが、理由としては不動産鑑定士を目指したからだ。
自分には不動産営業よりも不動産鑑定士の方が合っていると思ったからだ。
この投稿を見ていただいた人は、上記の内容を踏まえて今一度考えてほしい。
成長・将来性-
成長できるとは感じなかった。
自分には合わない仕事だと思った。
不動産営業では内面が腐っている人が多く、自分が将来そうなってしまうことに違和感を覚える。
将来性に関しては、新築と名の付くものはこの先厳しくなると予想される。
現に着工棟数も年々右肩下がりで、金利・所得・実質賃金等のマクロ経済指標から考えると購入できる人が減少するのは目に見えている。
また、不動産業界は参入障壁が低いので市場競争が激化することも要因として考えられる。
上記2点から不動産業界は厳しいものになると予測される。