学習塾は上手に保護者を説得する能力が求められる

なれるのであれば、塾講師よりも学校の教師になるべきです。

どれだけ、教育への志しが高いとしても学習塾は営利企業です。当たり前のことですが。

その為には生徒を集めなければなりません。では、生徒が、口コミだけで集まるのか？

もちろんNOです。ありとあらゆるイベントを休日に行い休み返上で働く必要があります。

労働時間外であっても保護から緊急の対応案件があれば、対応しなければなりません。

その対応が遅れて、塾を辞められてしまってはもともこうもないので。

授業は当然ですが、その準備も当然必要となります。

勤務時間内で終わる理由などなく自宅で行います。

そうしないともちろん授業も上手になりません。

昨今、アプリを多様している塾が多いですがコストをかけて行う以上は使いこなさないといけません。

新しいことをどんどん取得できない人間には向かないでしょうね。

もちろん、社内間・保護者・生徒との間に挟まるのでマルチタスクをこなすことができる人間じゃないとつとまりません。

塾に入って３ヶ月で成績が上がらないとの猛烈なクレームを受けたことがあります。

入塾段階での学力にもよりますが、上の上の成績の生徒を短期間で保護者が納得できる生徒にするのは困難を極めます。

しかし、保護者によっては毎月かなり高額な月謝を払っているのでその分リターンがないと満足できないのは当然。

上手に保護者を説得する能力が求められます。

なので営業経験のない人はかなり厳しいと思います。塾業界にしかいた事のない人は辛いでしょうね。

とにかく四六時中、連絡が来ます。

休みの日は全てシャットダウンするくらいの気持ちがないときついです。

それでも電話がかかってきたりしますが、新卒で塾講師目指す人がいること自体、不思議でしょうがないです。

女性でも働きやすいとは思いますが、業界全体が夜型なのでその部分が苦にならないのであれば良いのでは？と思います。

まだまだ比率的には男性社会、体育会系。

女性には上層部が甘いと思うことは多々ありましたね。