作業療法士はまだまだ発展性のある職業です

投稿者プロフィール

作業療法士 まほさん

40代前半 女性経験:19年0ヶ月 熊本県

現職 / 正社員

投稿者の仕事満足度

総合満足度
4.00
仕事内容
4.00
やりがい
4.50
働きやすさ
4.00
給料・年収
4.00
休日・待遇
4.00
成長・将来性
5.00
メッセージ

作業療法士は人間相手の仕事なので、コミュニケーション技術が必要とされます。

また、自分自身と向き合うことが必要にもなります。

人の力になれる為、やりがいのある仕事です。

対象の方のリハビリにおいては形式がしっかりと決まっていないので、どのような未来を描いて治療に反映させて行くかはその人のセンスにもよります。

主に食事や歯磨き、着替え、トイレなどの身の回りの事、それ以外にも余暇時間をどのように過ごすかなど考える事はたくさんあるので考えるのが好きな方には向いているかもしれません。

仕事内容

総合病院、回復期病院などの医療機関では医師の指示の元、患者様の状態を評価して訓練していきます。

経過を見ながら何度も評価して訓練して、目指すべきゴールに向けて一緒に併走します。

主治医や看護師、介護福祉士、社会福祉士や他のセラピストの方々とのチーム連携も必要になります。

通所サービスや訪問リハビリ、施設勤務だと少しスタイルは変わりますが、評価して訓練して、ゴールを目指しながら他職種と連携を組んで行く所は概ね変わりはありません。

やりがい

患者様の生活に触れる事で、色々な価値観や人生論があることを気付かされます。

関係を築き、数ヶ月一緒に時間を過ごした患者様から『あなたが担当になってくれて良かった』と言ってもらえると、何より嬉しく励みになります。

他職種からも『あなたが担当なら安心だね』と言ってもらえるのも嬉しいです。

会うことを楽しみにしてもらえる事、別れる時に笑顔でいてくださったり、泣いてくださったりと相手の心に触れる事もとても多い仕事です。

今まで出来なかった事が訓練によって出来るようになった瞬間も嬉しいものです。

つらいこと

経験が浅い内は、仕事を覚えたり書類を纏めたりする事に時間が大きく取られる為、残業になってしまったりヘトヘトになってしまう事があるかもしれません。

自己研鑽と言う名目で勉強会への出席を求められたり資料や文献を纏めなければならない事もあります。

向いてる人

人と接する事が好きな人。

対象の方ありきの仕事なので、コミュニケーションが苦手な人は苦労するかもしれません(うまく話せない疾患を患っている方や、対人関係に問題がある特性の方もいらっしゃいます)。

相手へ興味を向け、知りたいと思う気持ちが大切です。

働きやすさ

資格を取得している為、転職に有利です。

退職や転勤となった場合でも、場所を選ばず再就職出来るのはこの職業の強みだと思われます。

また子育てしながらでも十分に働き続ける事が出来る仕事です。

職場の雰囲気は、その環境による所が大きいと思われますので一概には何とも言えません。

給料・年収

地方勤務 医療分野
20年勤続で年収370万程度

昇給も毎年あります。退職金は多くは望めません。

一例であり、そもそもの待遇は勤務先に大きく左右されます。

早出、遅出、365日リハビリ、役職の有無なども賃金へ影響します。

年間休日は107~122程度が多い印象です。

成長・将来性

病院ばかりでなく、地域包括支援センターや学校など作業療法士の活躍の場が増えています。

また、オンラインで事業を始める方も増えたりと働き方も多様化してきているので、就職先は医療施設や介護施設に限られるなどと言った事はありません。

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