やりがいだけを求めるならおすすめな高校教諭
投稿者プロフィール
投稿者の仕事満足度
- 総合満足度
- 3.50
- 仕事内容
- 4.50
- やりがい
- 4.50
- 働きやすさ
- 4.00
- 給料・年収
- 1.00
- 休日・待遇
- 1.00
- 成長・将来性
- 4.50
- メッセージ
-
まず「やりがい」は間違いなくあります。
HRや授業、部活に進路指導・生活指導など多岐にわたり、生徒と接する機会が多く、大きな影響力を与えることができます。
高校生にもなると一人の大人であるため、将来に直結する指導ができます。
学校の偏差値により、主とするものは異なり、進学校といわれる学校は「進学実績」、部活強豪校は「部活動での全国大会に出場させるなどの実績」、教育困難校であれば、「就職指導や生活指導」があります。
それぞれの学校にやりがいは存在します。
- 仕事内容
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基本的にはどの学校も朝登校が基本であるため、生徒よりも早く出勤します。
仕事量にもよりますが、6~7時には出勤し、遅くても8時くらいまでには到着しています。
朝の会議が行われ、1日の流れや行事等の確認などを行います。
クラス担任であれば、HRを行い、クラスに伝達事項を伝えます。
その後は、授業となり、担当科目を教えます。
授業がない空き時間は、授業準備や書類・事務関係などの仕事をこなします。
放課後は部活・進路指導などで、帰りは20~21時くらいになります。
- なるには
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私は公立学校の試験に落ちてしまったため、私立学校に勤めました。
公立学校に行くためには、教育に関する法規的な知識や専門教科の満遍なく広い知識が必要です。
私立学校は学校にもよりますが、進学指導や部活指導など、自分の強みをぶつけられることが大切です。
- やりがい
-
一番のやりがいは「生徒の成長を感じられること」です。
授業にしろ、部活動にしろ、生徒指導にしろ、本気でぶつかり向き合えば、生徒もそれに応えるように成長してくれます。
できなかったことができるようになった瞬間は喜びに溢れます。
無事に全員が笑顔で卒業した時は、達成感を味わうことができます。
人の成長に関われるということは、その人の人生を大きく左右することにもつながります。
それだけ責任がある仕事が魅力の一つでもあります。
- つらいこと
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やはり休みがなかったのはつらかったです。
自分の時間がないので、息詰まっていきます。
まだ大丈夫、頑張れると思っても気持ちや体がついてこないことがありました。
仕事自体は楽しかったですが、待遇には納得がいきませんでした。
- 向いてる人
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給料や待遇などを気にせずに、「やりがい」だけを求められる人は、向いています。
責任重大ですし、やることはかなり多いです。
時間に追われて、刺激的な日々を過ごした人には、おすすめです。
休まなくても動き続けられる人が向いています。
- 志望理由
-
他にやりたい仕事がなかったからというのが正直なところです。
何も考えずに大学へ行き、とりあえず教員免許だけはとっておこうかという軽い気持ちでとりました。
教育実習に行き、面白さを感じて、教員になりました。
- 働きやすさ
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職場の雰囲気は学校にもよりますが、悪くはなかったと思います。
人付き合いが上手くいけば、助け合えます。
1人で生徒のことを抱えるのは厳しいため、協力・連携関係が大切になります。
コミュニケーションがとれる人にとっては良いと思います。
- 給料・年収
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やりがいはありますが、給料の待遇は良くありません。
進学校といわれる学校は人気があるため、教員の待遇は良くなりますが、そうではない学校だと、仕事量に給料が見合っていません。
20代後半で、勤続年数5年以内、手取り25万弱、年収400万ほどです。
- 休日・待遇
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休日は全くありませんでした。
部活動の指導をしてしまうと、土日は練習や試合でつぶれます。
月に1日休みがあったら良い方でした。
プライベートなんて考えている暇はありませんでした。
常に生徒のこと・学校のことで頭がいっぱいでした。
- 就職・転職
-
公務員として安定したいなら公立学校。
自分の強みを武器に、生徒と接していきたいと考えているならば私立学校。
どちらにせよ、基本は「授業ができる」「指導ができる」「知識がある」ことが大切になってきます。
退職した理由は、あまりにハードすぎたからです。
- 恋愛・結婚
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なかなかできないと思います。
なかには両立している人もいますが、理解ある人がパートナーでないと上手くいきません。
休日がないわけですから、家のことは二の次で、最優先は仕事です。
なかなか理解できる人はいないと思います。
- 成長・将来性
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間違いなく、成長はできると思います。
上手くいくこともありますが、やはり相手は生徒で人間なため、上手くいかないことが多くあります。
そこに本気でぶつかうことで、生徒のためにもなるし、自分の成長にもつながります。