精神科の訪問看護師は利用者様と一緒に成長出来ることが魅力です

投稿者プロフィール

訪問看護師 徳冨さん

30代前半(就労時) 女性経験:1年6ヶ月 東京都

退職済み / 正社員

投稿者の仕事満足度

総合満足度
4.00
仕事内容
4.00
やりがい
4.00
働きやすさ
4.50
給料・年収
4.00
休日・待遇
4.00
成長・将来性
3.50
メッセージ

精神科の訪問看護は身体的にもメンタル的にも大変なことは多いです。

でも、利用者が自立に向けて出来ることが少しずつ増えていく様子を見ていると、自分ももっと頑張ろうという勇気をもらえます。

台風や降雪の日でも利用者様の自宅にいかなければなりませんし、中には「この人苦手だな」と思うこともありますが、優しい利用者様がほとんどです。

限られた時間の中でじっくりと成長を見守ることができる、素敵なお仕事です。

あと、いろんな地域にへ移動するので美味しいご飯屋さんなどに詳しくなれますよ。笑

仕事内容

精神科に特化した訪問看護ステーションです。

わたしが勤め始めたときはまだ立ち上げの頃だったので、本業もしながら合間を縫って心療内科クリニックや福祉事務所、就労支援所などに営業に回りました。

看護師一人もしくは二人で精神疾患をもつ方の自宅に訪問し、訪問看護指示書を元に看護を行っていきます。

具体的にはバイタル測定、薬の内服状況の確認、傾聴、その他リクリエーション(散歩や体操など)をします。

月末には訪問看護報告書を主治医や精神保健福祉士さんなどに提出する他に、随時報告連絡相談を行います。

やりがい

一人の利用者に対して様々な職種の方と密に連絡を取り合って看護をしていくので、病棟で勤務をすること以上にコミュニケーション能力が身につきます。

精神疾患の方も背景や価値観が多様ではじめはどのように接していけばよいのか戸惑うこともありますが、行動や思考のパターンが分かってきて先回り出来るようようになると自然と仕事もたのしくなります。

昼夜逆転で生活のリズムがばらばらだった若い女性の方に朝1の訪問を行い、朝の準備の見守り介助をすることで休まず就労支援所に通えるようになったこと、訪問看護を使っていると同じ施設の人に話したら「自分も利用したい!」と新規の利用者を獲得出来たときも嬉しかったです。

つらいこと

治安の悪い地域や、ゴミ屋敷のような家に訪問することもあります。

私が働いていたところは電動自転車での移動だったので、移動距離が長いとかなり体力を消費します。

大雨の日でも雪が降った日でも看護師は自宅に向かいます。

精神疾患の方を対象にしているので暴力を振るう方口調が強い方、依存心の強い方もたくさんいます。

一人で抱え込まないようチームでフォローしあう環境は整ってましたが、そういっったことに巻き込まれるリスクがあることも覚えていて頂きたいです。

向いてる人

自宅訪問や多職種の方とやり取りが必須になるので社会人として当たり前のことが出来る人が絶対条件になります。

病棟のときと違って、決められた時間の中でじっくりと利用者様と向き合うことができるので、そういった看護をしたいという人は向いていると思います。

志望理由

もともと精神科病棟で働いていましたが、退院してもまたすぐに入院する患者様が多く、退院後の生活のフォローの大切さを感じていました。

実際に働いてみると、退院したから不安がゼロになるということはなく自宅で生活していても不安要素は色んな角度から浮き上がります。

看護師だけではどうにもならない問題もありますが、出来ることをこつこつとやっていくしかないんだなと学びました。

給料・年収

基本給については経験に応じて決められますが、その他訪問看護手当がつきました。

正社員は日曜日固定+1週間のうちどこかで休みをもらうことができます。

祝日分も振替休みがあり、まとまったお休みも取得しやすいです。

夜間オンコール対応はなく、完全日勤のみなので夜勤が辛いという方にもぴったり
だと思います。

子育てをしながら働いている方もおり、出退勤をずらすことも相談可能です。

チームで残業がでないよう協力しながら仕事をしますので、働きやすい環境だと思います。

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