大手通信会社では、コミュニケーション能力が一番重要

中長距離通信、クラウドサービスのグローバル展開、ITソリューション、5Ｇ、AI、IOTといった最新の技術に触れることができるこの会社は魅力的な会社です。

外資系企業はじめ大企業とのグローバルなビッグビジネスに携わることができるので、働き甲斐があります。

また、福利厚生も充実しており、有休休暇も取りやすく、ワーク・ライフバランスも確保できます。

社風も皆まじめで温厚であり、安心して働ける雰囲気があります。

半面、大企業にありがちな意思決定の遅さ、社内調整の大変さといったデメリットもあります。

そこで、通信会社を目指す人は仕事に直結するスキルのみならず、人として魅力があるか、コミュニケーション能力が高いかということが重要視されてくると思います。

まずはいろんな経験をして自分を磨いておきましょう。

勤務地は東京の大手町。規模は従業員5000人以上、資本金20億以上。

仕事内容は国内および国際通信事業で、職場での役割は通信サービスの企画開発および総括業務となります。

総括業務とは、事業計画の策定および働きやすい職場環境の構築や社内コミュニケーションの活性化のための施策の企画などを行います。

私の入社時は、まず入社試験（筆記試験）を受験しました。

筆記試験に合格して、人事担当との面接となりました。

特に資格は必要ありませんが、TOEICは入社後も受験させられ、昇格の際の評価基準の一つとなりますし、海外勤務のチャンスも大きくなります。

よって、TOEICの勉強はしっかりやっておいた方がいいでしょう。

私ももう少し英会話の勉強をしておけばよかったと思っています。

大企業なので、業務をすすめるにあたって、各部門との調整に労力を費やします。

基本的にはいいわゆるいい人が多いのですが、部門間調整となると各部署のプライドもあるので、苦慮した経験が多々あります。

また、稟議を上げる際も、たくさんの管理者の承認が必要で時間がかかります。

営業部門にいた時、品質的には負けてなくても意思決定が遅いことで受注しかけていた案件が他社に取られた苦い経験があります。

しかし、最近は電子決裁の導入等でだいぶ改善が図られてきています。

また、どの部署も基本的に大所帯なので、周りと上手にコミュニケーションを図りながら円滑に仕事を進める必要があります。

通信やインターネットやグローバルな業務に関心がある人にとってはやり甲斐のある職場です。

特に技術系で大学院卒の人にとっては、研究開発部門もありますので、最先端技術の研究開発をしたい人にとっては最適でしょう。

文科系でも、通信サービスの企画や法人営業、グローバル業務などさまざまな部門での活躍ができます。

まじめで勤勉で広い視野で通信サービスに取り組みたい人にとっては向いている職場です。

グローバルに関しては海外留学経験のあるような語学が堪能な社員が多いです。

社内調整が多いのでコミュニケーション能力の高さも必要です。