ランドオペレーターは旅行の裏側を知ることができる仕事です。

投稿者プロフィール

ランドオペレーター じぇんぬさん

40代前半(就労時) 女性経験:10年0ヶ月 東京都

退職済み / 正社員

投稿者の仕事満足度

総合満足度
3.00
仕事内容
3.00
やりがい
4.00
働きやすさ
3.50
給料・年収
2.00
休日・待遇
2.50
成長・将来性
3.00
メッセージ

旅行が好き、海外が好き、英語や外国語が好き!という人はこの業界の仕事が向いていると思います。

ランドオペレーターは、安く航空券を予約できたり、海外のホテルを安く利用できたりもするし、旅行の裏側を知ることができるというお得な仕事です。

もちろん、楽しいことばかりではありません。

海外でお客様がトラブルに合ったり、事件に巻き込まれてしまうケースもまれにあります。

そういう時は、自分自身も対応に追われて遅くまで帰宅できなかったりすることもあります。

旅行から帰ってきたお客様に感謝の言葉やお土産を頂くこともあり、本当にうれしい気持ちになります。

お客様の言葉を励みに、また頑張ろう!とやる気が出てきます。

仕事内容

都内の海外旅行専門の旅行会社で働いていました。

社員は都内オフィスに10人程度、海外の駐在が5人程度おりました。

仕事内容は、ツアーのコース作成、お客様からの問い合わせ対応、航空券やホテル、列車、オプショナルツアー、各種チケットなどの手配です。

既成のツアーはもちろん、お客様の要望に合わせたコースの提案なども大事な仕事の一つです。

基本的にはネット販売なので、メールか電話でのやり取りが多いのですが、時々来社して直接お客様の相談に乗ったりすることもありました。

なるには

旅行関係の仕事に就きたくて、ネットで探しました。

中途採用に関しては、経験者もしくは語学ができる人を募集している会社が多いように思います。

ランドオペレーターは特に資格がいるというわけではないですが、海外旅行取扱管理者等の資格があると、就職には有利になると思います。

やりがい

旅行から帰国されたお客様から、良い旅行だった、楽しかったなど、お礼の言葉を頂くことがあります。

その時は、無事帰国されてよかったという安心感と喜びを感じます。

たまにお客様からお土産を頂くこともあり、そういう時は本当にうれしいです。

私は、ヨーロッパ旅行のお土産でワインやチョコ、マカロンなどを頂いたことがあります。

また、お客様から現地の最新情報をフィードバックして頂けることもあり、そのようなお客様は本当にありがたい存在でした。

つらいこと

繁忙期には非常に忙しくなります。

21~22時くらいまでの残業が2週間くらい続くこともありました。

また、お客様が海外で何かトラブルに合ったりした時には、現地のスタッフと連携しながら、お客様に連絡もしたりするので、仕事が片付くまでなかなか帰れなかったりします。

ちなみに約10年働いて、急なトラブルでの休日出勤は3回くらいありました。

向いてる人

旅行が好きな人、海外に興味がある人にはもってこいの仕事だと思います。

英語を始め、語学が堪能だと大きな武器になります。

急に残業しなければならなくなることもあるので、毎日定時に帰りたい人には向いてないです。

また、お客様や海外のエージェントとのやり取りも必要なので、コミュニケーションが苦手な人にも向いてないと思います。

志望理由

もともと海外に興味があり、留学などの経験もありました。

旅行も好きで、英語もある程度できたので、この仕事を選びました。

実際に英語が必要になる場面はそんなに多くはなかったですが、何かあって現地のホテルや会社と連絡を取らなければいけない時などは、役立ちました。

働きやすさ

どちらかというと女性の方が多い業界だと思います。

なので、職場の雰囲気などは働きやすい環境でした。

ただ、繁忙期は非常に忙しくなります。

海外とのやり取りが多いのですが、時差があるため、夜遅くなることも多かったです。

給料・年収

40歳の時、勤続9年で月収およそ26万でした。

ボーナスはその時の会社の業績によって変わりました。

業績が良い年は2か月分程度出ましたが、業績が良くない年は出ない時もありました。

小さい会社だったので、そのあたりは明確なルールがなく、社長の一存によるものでした。

休日・待遇

社会保険、雇用保険などの必要最低限の福利厚生はありました。

勤務時間は9時半~19時が定時で、休憩が1時間15分です。

休日は完全週休2日ではなく、隔週週休2日でした。

日曜、祝日は休みで、土曜は15時までです。

夏季休暇はなく、完全にカレンダー通りの休みだったので、若干休みは少ないかなと思います。

就職・転職

休日が少ない業界なので、休日の日数は事前にきちんと確認しておくべきだと思います。

また有給休暇の取りやすさなども、できれば確認しておいた方が良いでしょう。

面接では、海外旅行の経験や語学については必ず聞かれると思います。

私が退職した理由は、コロナ禍で会社の業績が悪化したことで、給料の満額支給が叶わなくなってしまったことです。

その後は旅行とは全く関係のない業界に就職しました。

恋愛・結婚

私の会社は10人程度と少なかったので社内恋愛はなかったですが、同業界の大きな会社の社員からは、社内恋愛で結婚したという話は何度か聞いたことがあります。

結婚後の女性は、そのまま退職してしまうケースが多かったです。

残業が多く休みも少ないため、残念ながら、子供を望む女性には決して働きやすい環境とは言えないと思います。

成長・将来性

お客様とのやり取りを通じて、コミュニケーション力は向上すると思います。

海外旅行の需要が劇的に落ちている現状においては、この業界自体がいつになったら回復するのかなど、全く見通しが立たない状況です。

ただ、気軽に海外旅行ができる状況に戻れば、V字回復も望めるかもしれません。

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