投稿者プロフィール

地方公務員(市役所の事務職・広報担当) 井上文司さん

30代前半 男性経験:6年10ヶ月 大阪府

現職 / 正社員

投稿者の仕事満足度

総合満足度
4.00
仕事内容
4.00
やりがい
5.00
働きやすさ
3.00
給料・年収
4.00
休日・待遇
5.00
成長・将来性
2.50

市役所職員は幅広い知識と経験で地域を支えることができ、自分自身の成長にもつながります!

メッセージ

市役所で働くにあたっては「どんな仕事をしたいか」より「どういう風に働きたいか」ということを考えておくことがオススメです。

市役所は定期的に人事異動で部署が変わるため、自分がやりたい仕事と実際に携わる業務の内容が一致しないことが多くあります。

そのため、自分がどういう風に働きたいかという「働き方の軸」を意識しておくことで、どの部署に配属されても、モチベーションを保って業務に取り組むことが

市役所で働くにあたっては「どんな仕事をしたいか」より「どういう風に働きたいか」ということを考えておくことがオススメです。

市役所は定期的に人事異動で部署が変わるため、自分がやりたい仕事と実際に携わる業務の内容が一致しないことが多くあります。

そのため、自分がどういう風に働きたいかという「働き方の軸」を意識しておくことで、どの部署に配属されても、モチベーションを保って業務に取り組むことが出来ます。

市役所業務は人の生活に寄り添うものばかりなので、どの部署で働いても、そこで得た知識と経験は全て将来の自分のためになります。

仕事内容

職員数300人以上500人未満の比較的小規模な市役所で働いています。

現在は広報担当を務めており、広報紙の作成や市ホームページの運営、報道機関へのプレスリリース等を行っています。

また、広報に配属される前は土木関係の部署で働き、市内の公園や道路の管理を行っていました。

なるには

市役所職員として採用されるには、各自治体が行う採用試験に合格する必要があります。

私は筆記試験、集団面接・討論、個人面接などを経て採用していただきました。

私が受けた筆記試験は一般教養などのいわゆる「公務員試験」と呼ばれる試験でしたが、近年は民間企業が採用の際に行うSPIなどの試験を導入している自治体もあるので、自分が希望する自治体がどんな試験を実施しているのか確認しておくことが必要だ

市役所職員として採用されるには、各自治体が行う採用試験に合格する必要があります。

私は筆記試験、集団面接・討論、個人面接などを経て採用していただきました。

私が受けた筆記試験は一般教養などのいわゆる「公務員試験」と呼ばれる試験でしたが、近年は民間企業が採用の際に行うSPIなどの試験を導入している自治体もあるので、自分が希望する自治体がどんな試験を実施しているのか確認しておくことが必要だと思います。

やりがい

住民との距離が近いので、「目の前の人のために働いている」ことを実感しやすい点が市役所で働く上でのやりがいです。

私の経験ですが、地域で行われている「コミュニティカフェ」を広報紙で取り上げたところ、運営者から「おかげで来場者が増えた」という声を頂くことができ、参加者の方には「地域で友達が増えて嬉しい」と喜んでいただけました。

自分の仕事が目の前の人のために役立っている、という実感を持ちや

住民との距離が近いので、「目の前の人のために働いている」ことを実感しやすい点が市役所で働く上でのやりがいです。

私の経験ですが、地域で行われている「コミュニティカフェ」を広報紙で取り上げたところ、運営者から「おかげで来場者が増えた」という声を頂くことができ、参加者の方には「地域で友達が増えて嬉しい」と喜んでいただけました。

自分の仕事が目の前の人のために役立っている、という実感を持ちやすいのは公務員の中でも市役所ならではのやりがいだと思います。

つらいこと

市役所で働く上でつらいと感じるのは「部署による忙しさの違い」です。

市役所は部署によって扱う業務が全く異なるので、隣の部署が定時で帰っていく中、自分は連日夜遅くまで残業・・・ということがよくあります。

その状態がずっと続くと「なぜ自分の部署はこんなに忙しいのか」とつらくなってしまうことがあります。

向いてる人

周りとうまく連携を取れる人が市役所職員に向いています。

現在はどの自治体も職員が減少傾向にあるため、一つのことに特化するよりも、幅広い視野で物事を見ることができ、そのために周りの人と連携して情報収集できる人が市役所の職員として求められています。

逆を言えば、自分1人でどんどん仕事を進めていきたいという人は市役所職員には向いていないかもしれません。

志望理由

住民と近い距離で幅広い業務に携われることに魅力を感じて市役所を志望しました。

私はもともと、これ!と言ったやりたい仕事があったわけではなく、漠然と「人の暮らしを支える仕事がしたい」と考えていました。

市役所はまさにそのような仕事が多い職場で、かつ定期的に部署が変わるので、色んな業務に携わりながら人の暮らしを支えることができるという点が大きな魅力でした。

働きやすさ

私が勤務する市役所は職員同士の距離が近く、部署が違っても非常に情報交換がしやすい環境です。

ただし、市役所の業務全体を通して、仕事のスピード感は遅いと感じるのが本音です。

上司の判断を踏まえて動くことが前提なので、自分のやりたいことをすぐに行動に移せないというもどかしさがあります。

給料・年収

入庁7年目、32歳で年収は470万円程度です。

毎月の手取りは、残業代がなければ19万円前後。月々の給与をもう少し頂ければ、という思いもありますが、毎年6月と12月に賞与を頂けるので年収で考えると満足できています。

ちなみに私は民間企業で3年間働いてから、転職組として市役所に入庁しているので、新卒で入庁した同い年の方と比べると多少年収は低いかと思います。

休日・待遇

基本的に土日祝日が休みなので、仕事とプライベートは両立しやすい環境です。

部署内で調整できていれば有給休暇も取りやすく、私は毎年10日前後取得しています。

また、福利厚生もしっかりしており、提携施設等をお得に利用できるほか、人間ドックを安く受診できること等もメリットの一つだと感じています。

就職・転職

私は民間企業から市役所に転職しましたが、自分の地元の市役所で働いているわけではありません。

私が働く市役所を選ぶ際に参考にしたのは「市長の考え方」と「広報紙」です。

どちらもホームページで公開されていることが多く、その自治体がどういう方向性で施策に取り組んでいるかがわかります。

採用試験の面接では「民間と公務員の違い」や「これからの行政に必要だと思うこと」などを聞かれたので、受験

私は民間企業から市役所に転職しましたが、自分の地元の市役所で働いているわけではありません。

私が働く市役所を選ぶ際に参考にしたのは「市長の考え方」と「広報紙」です。

どちらもホームページで公開されていることが多く、その自治体がどういう方向性で施策に取り組んでいるかがわかります。

採用試験の面接では「民間と公務員の違い」や「これからの行政に必要だと思うこと」などを聞かれたので、受験する自治体の重要な施策に目を通しておくことをオススメします。

恋愛・結婚

土日祝日が休みなので、婚活など出会いの場にも顔を出しやすく、自分が行動すれば出会う機会は作りやすいかと思います。

周りでは同じ市役所の職員同士や他の自治体の職員の方と結婚したという話をちらほら耳にします。

また、結婚・出産による休暇への理解は深く、私の市役所でも出産後しっかり育休をとってから復帰される方が多いので、女性にとっては働きやすい環境だと思います。

成長・将来性

幅広い業務に携わる機会があるので、働いているだけで色んな知識が身に付き、自分の成長につながります。

ただし、将来性を考えると厳しい面もあります。

日本が抱える少子高齢化問題は深刻で、これから支えていくべき人が増えていく一方、職員数は削減の傾向にあるため、1人あたりの業務量が増えてきています。

1人でこなす業務量には限界があるので、今まで以上に周りと連携して仕事を進めていくことが重

幅広い業務に携わる機会があるので、働いているだけで色んな知識が身に付き、自分の成長につながります。

ただし、将来性を考えると厳しい面もあります。

日本が抱える少子高齢化問題は深刻で、これから支えていくべき人が増えていく一方、職員数は削減の傾向にあるため、1人あたりの業務量が増えてきています。

1人でこなす業務量には限界があるので、今まで以上に周りと連携して仕事を進めていくことが重要になるでしょう。

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