通信会社社員の「つらいこと」の経験談・口コミ
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大企業なので、業務をすすめるにあたって、各部門との調整に労力を費やします。
基本的にはいいわゆるいい人が多いのですが、部門間調整となると各部署のプライドもあるので、苦慮した経験が多々あります。
また、稟議を上げる際も、たくさんの管理者の承認が必要で時間がかかります。
営業部門にいた時、品質的には負けてなくても意思決定が遅いことで受注しかけていた案件が他社に取られた苦い経験があります。
しかし、最近は電子決裁の導入等でだいぶ改善が図られてきています。
また、どの部署も基本的に大所帯なので、周りと上手にコミュニケーションを図りながら円滑に仕事を進める必要があります。
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非常に細かく、丁寧さや慎重さが求められる仕事です。
もし間違って基地局を停止することがあれば周囲で電波がなくなり、携帯で救急車も呼べなくなります。
人命にかかわることもあると、プレッシャーは常にかかっていますし、自分でも意識しなければなりません。
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有休は比較的取りづらいこと、突発の設備トラブルで呼び出しがある事、お客さんに怒られる場面もあること、そして大きな工事案件を抱えることがあるとを覚悟した方が良いです。
突発的な設備トラブルの例では、元旦に設備トラブルが発生して呼び出されたことがありました。
電柱の上のケーブルが不具合を起こし、一部エリアのお客さんがテレビを見れない状況になってしまったからです。
この様に、情報通信関連の保守・運用を行っている企業は、休日であっても、正月であっても呼び出されるときがあることは覚悟が必要です。
また、接客業ですので電話口でお客さんからお叱りを受けることもあります。
理不尽に怒られる場面もあります。
明らかにこちらに非が無くても、謝らなければ解決しないということもあります。
そういった場面に遭遇することも覚悟する必要があります。
お客さん対応、トラブル対応以外にも仕事は沢山あります。
大規模な道路工事が行われる際の大がかりなケーブルの移動工事、新しくケーブルテレビが利用出来る様にするエリアにケーブルを張る大規模な工事なども進めなければなりません。
設計図面を作ったり、申請書を作ったり、見積書を作ったりとやらなければならない仕事を多く抱えることになってくるので、プライベートの時間や休日中にも仕事の事が頭から抜けないこともあります。
これが一番つらいことかもしれません。