葬儀屋の「やりがい」の経験談・口コミ
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マニュアルもありますが、ご家族様への寄り添い方はそれぞれだと思います。
最期の時間は思っているよりも短く、喪主やご家族の方はあわただしく式を迎えてしまいます。
参列される方へのご挨拶やお寺さんへの対応などがあり、故人様と過ごせる時間は実は短いです。
私自身まだ身内をなくすことも少なく、葬儀への参列は少ない中でこの仕事を始めたとき、故人様をしっかり見れなかった、火葬場での時間のなさに驚いたし、顔を見れないなんて思わなかったなど、先輩にサポートについていたころ何度かご家族様が話されているのが聞こえました。
私も家族が大好きなので、そんな最後は嫌だなと思い、なるべく担当する方には「時間がある限り故人様とお別れをしてくださいね、思っているよりも本当に時間がありません。」とお伝えするようにしました。
担当したご家族から、本当に時間がなかったけれど最後のお別れをしっかりすることができた、事前に教えてくれてうれしかったといっていただけて良いお手伝いができたと思えました。
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故人様との最後に寄り添えるよう、ご親族様・お客様の思いに寄り添うことが大切な仕事です。
ご納得いただけるセレモニーとなれば感謝をいただける仕事です。生きていれば必ずセレモニーに参加することになるので、葬儀に関する知識や作法を知ることができるのはやりがいだと思いますし、宗派により準備も異なるので勉強になります。
無くなることはない業界なことも魅力だと思います。
決して楽しいと思える仕事ではないと思いますが、誰かの役に立てているのは事実だと思っています。

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