葬祭プランナーはマニュアルよりも人に寄り添うことが大切な仕事
投稿者プロフィール
投稿者の仕事満足度
- 総合満足度
- 3.00
- 仕事内容
- 3.50
- やりがい
- 3.00
- 働きやすさ
- 3.50
- 給料・年収
- 3.00
- 休日・待遇
- 3.00
- 成長・将来性
- 3.50
メッセージ-
精神的にきついこともありますが、高齢化社会の現状需要はある仕事なので安定して働くことのできる業界だと思っています。
最期を時間を過ごすご家族様に寄り添うことが大切なので何事においても丁寧な対応が必要となります。
ご家族様の中にはまだ現実を受け止め切れていない方もいたりして、お話をしている中でもうまく受け止めていただけないこともあります。
ご家族様お心情に寄り添いながらも、最後の時間をしっかり悔いなく過ごしていただけるよう、故人様とご家族様への思い寄りが大切になります。
仕事内容-
東海地方の冠婚葬祭事業の会社です。
ウエディング部門と葬祭部門があり、コロナのころはウエディング部門が葬祭部門に組替えになるなど、祝い事よりは安定して働くことができる仕事です。
仕事内容は、ご遺族様との打ち合わせ、故人様の搬送手配、宗教等を確認してから規模や式場の提案、祭壇や供花、会葬礼状などの手配、式当日の運営や進行管理、香典返しや納骨、法要のサポートです。
ご連絡いただいてから式までは火葬場の予約状況で変わりますがだいたい2~4日以内に行われます。
担当制のため、故人様につきプランナーは1人ですが入社して1年ほどは先輩について2名体制で行います。
やりがい-
マニュアルもありますが、ご家族様への寄り添い方はそれぞれだと思います。
最期の時間は思っているよりも短く、喪主やご家族の方はあわただしく式を迎えてしまいます。
参列される方へのご挨拶やお寺さんへの対応などがあり、故人様と過ごせる時間は実は短いです。
私自身まだ身内をなくすことも少なく、葬儀への参列は少ない中でこの仕事を始めたとき、故人様をしっかり見れなかった、火葬場での時間のなさに驚いたし、顔を見れないなんて思わなかったなど、先輩にサポートについていたころ何度かご家族様が話されているのが聞こえました。
私も家族が大好きなので、そんな最後は嫌だなと思い、なるべく担当する方には「時間がある限り故人様とお別れをしてくださいね、思っているよりも本当に時間がありません。」とお伝えするようにしました。
担当したご家族から、本当に時間がなかったけれど最後のお別れをしっかりすることができた、事前に教えてくれてうれしかったといっていただけて良いお手伝いができたと思えました。
向いてる人-
マニュアル通りの対応よりもご家族様に寄り添える人のほうがクレームになることが少ないと思います。
式場によっては1日1組ですが、1日で数組行われる際は時間に追われるので段取りがしっかりできる必要があります。
場合によっては別の担当から引き継ぐこともあるので正確に引き継げることも大切です。
給料・年収-
20代で未経験入社で月収は26万スタートです。資格取得や担当件数などで上がっていきます。
役職がつくと昇給もしますが、業界全体的に給与は高くはないといわれています。
入社1年で年収300万円~350万円ほどで、主任クラスでも400万円前後のようです。葬祭部門らしく、法事手当や冠婚葬祭に関する社割が存在します。
休日・待遇-
シフト制で土日は出社日になることが多いです。ウエディング部門とは異なり大安日は休みがとりやすくなります。
お盆や年末年始など、世間が長期休暇の際も人が亡くなれば仕事は入ります。
もともとのシフト休が出社に代わることはほとんどありませんが、絶対にないとは言えない環境です。
勤続年数3年以上で退職金があるのと冠婚葬祭は会社利用で社割を使えます。
成長・将来性-
高齢化社会ですし、人はいつか必ず最期を迎えるので仕事がなくなるということはなく、将来的にも安定した業界だと思います。
終活など生前のうちに自分の式について考える方もいらっしゃるのでプランナーの必要性は安定しています。