作業療法士の「メッセージ」の経験談・口コミ
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私は、作業療法士の仕事を始めて20年になります。
作業療法士は、患者様、利用者様の価値観や、人生観に応じ、その方が障害を持ちながら幸せにその人らしく生きていくことをお手伝いできる仕事だと思います。
関わった方のできることが増えていったり、活動範囲が広まったり、さらに、その人らしい生活に近づけることができたとき、本当にこの仕事をしていて良かったの思う瞬間があります。
自分の視野を広げ、さらに、知識を広げることで、目の前の患者様や利用者様の可能性が広げることができるのでやりがいが大きいです。
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作業療法士はとてもやりがいのある仕事で、これからの時代にもAIには取って代わることのできない魅力的な職業です。
心と身体、両方にアプローチすることで、作業療法を提供する利用者さんや患者さんの人生を支えたり、人生の転機を提供することができます。
人との関わりが好きな方や、誰かの役に立ちたい、という思いが強い方は作業療法士がとても向いています。
作業療法士が関わる仕事の幅は小児~高齢者まで幅広く、精神障害や身体障害、緩和ケアなど配置される場によって求められることは変わってきます。
その幅の広さも、作業療法士の魅力です。
とても楽しい職業ですよ。
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作業療法士は国家資格です。
同じようにな仕事で理学療法士がありますが、作業療法士は対象者の身体だけでなく、精神心理分野、生活に介入する視点をもつ専門職種です。
とても職域が広いので様々な職場で働くことができます。
また、ほかの資格取得の際にも優遇されるため、ご自身のやる気次第で、一つの業種に縛られず仕事することが可能です。
国家資格×国家資格でキャリアップも望め、今後様々な仕事とのかけ合わせで大きな変化が生じる可能性があります。
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作業療法士は人間相手の仕事なので、コミュニケーション技術が必要とされます。
また、自分自身と向き合うことが必要にもなります。
人の力になれる為、やりがいのある仕事です。
対象の方のリハビリにおいては形式がしっかりと決まっていないので、どのような未来を描いて治療に反映させて行くかはその人のセンスにもよります。
主に食事や歯磨き、着替え、トイレなどの身の回りの事、それ以外にも余暇時間をどのように過ごすかなど考える事はたくさんあるので考えるのが好きな方には向いているかもしれません。
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作業療法士をこれから目指す人はきっと心の優しい人だと思います。
ときに仕事の難しさの壁に当たってしまうかも知れませんが、その壁の向こうには患者さんからの笑顔や「ありがとう。」の一言で全てが救われます。
また、国家資格という素晴らしい資格であるため、こらからもずっと必要とされる職業であることは間違いないと思うので、自信をもって、作業療法士への道を進んでほしいと思います。
作業療法士として、たくさんの人に頼りにされる人生はとても誇り高い人生になります。
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大学か専門学校へ行き、しっかりと勉強をして、一年弱は実習にも行かないといけません。
そして、最後に国家試験が待っていますが、通ってしまえば資格はずっと使える物です。
やりがいのある仕事で、患者さんと一緒に目標を決めて、そこに向かって一緒に努力をして成し遂げた時の達成感はこの仕事を選んで良かったと思える位、素晴らしい物ですよ。
男性は少し物足りないと思うかもしれませんが、女性であれば、給料もしっかりと確保出来ますし、ずっと使える資格です。
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もちろん知識や実技は大切ですが、患者さんが求めているのは心に寄り添ってくれるかどうか、親身になってくれるかどうかな気がします。
特に介護業界、高齢者を相手にするときはより傾聴する力が特に必要になります。
リハビリの業界では明確な正解がないので、迷うことをあると思いますが、自分らしさを全面に活かせる素敵な仕事です。
全く関係ないと思っていた自分の趣味が仕事に役立つことも大いにあります。
AIや機械の発展が著しい昨今ですが、この仕事は人間にしかできないと自負しています。
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作業療法士は、後遺症による障害、疾患共に生きることになった方がもう一度社会に戻るために治療や訓練をする仕事です。
お身体の状態や一人ひとりの暮らしに合わせて訓練を行い、社会復帰を目指します。
医学的知識は勿論の事、患者様の生活仕様や社会資源等を踏まえ、他職種と連携を取りながらプログラムを作っていきます。
この職業は、自分自身が治療材料となるので、人間性が試されます。
患者様から頂く「想い」を自分自身の事のように真剣に悩み、一緒に歩もうとする気持ちがないと、患者様に十分なサービスが提供出来ません。
昔と違い、今は作業療法士の数が増えています。
作業療法士自身が比べられる時代が来るのも遅くないと思います。