行政書士の「仕事内容」の経験談・口コミ
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お客様から依頼があり、営業許可を代理で取得するという仕事内容です。
営業許可とは、飲食店営業許可や建設業許可といった、お客様が事業を営むために必要となる許可のことです。営業許可は役所からもらいます。
行政書士は書類を作成する仕事だと思われがちですが、書類を作成するのは営業許可を取得する流れの中の一部分です。
お客様とお会いして、許可を取得できる要件が整っているかヒアリングを行います。ヒアリングの中で、「これはまったく条件が整っていないなぁ」ということもあり、その時は「今は許可を取得できる状態にはないから、今後こうすれば許可を取得できますよ」とアドバイスするのも仕事の一つです。
書類の作成よりも許可要件が整っているのか精査する作業のほうが重要です。
なんとか要件が整いそうだと感じたら、お客様から決算書などの資料をお預かりしたり、役所へ行って公的書類を取得し、申請書類を作成します。
お客様からお預かりする資料や役所から取得する公的書類は、許可要件を満たしていることを証明・肉付けしたり、説明するための資料となります。
許可を取得するために役所へ出向いて担当者と折衝を重ねることもあります。
例えば、役所側が求める資料を用意できないから、代わりにこういう資料を準備する予定だが、どうでしょうか?」といった具合です。
申請書類と資料を役所へ提出し、審査期間を経た後、許可証が交付される流れとなります。
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行政書士の仕事は、それぞれの専門分野に応じて行うことができます。
最初は大変かもしれませんが、軌道に乗るまで、知り合いや先輩の行政書士の方に教えてもらったり、一緒に仕事をしたりすることも可能です。
また、仲間と一緒に法人を設立して行うのもいいかと思います。
仕事のやり方は人それぞれですので、どれが自分に合っているのかを考え、それに合った方法で計画を立てることをお勧めします。
勤務地は、まずは自宅からスタートすることも可能です。
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会社設立、建設業許可、福祉事業指定申請、相続手続きなど経営者様に代わって書類作成、行政へ提出を代行します。
行政との連絡調整、書類集め、物件調査などを行います。
行政書士の仕事は多岐に渡ります。自治体ごとにローカルルールも存在します。細やかな行政との連絡調整が肝心です。