芸者の「給料・年収」の経験談・口コミ
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京都、新橋などの副業禁止の街でしたら、入るお金・出ていくお金両方が高額なので、普通のOLよりも稼ぐことは出来るかと思います。
しかし出ていくお金(稽古代、着物代、化粧代など)も多いので、単に0が増えただけで実質手元に残るものは普通のOLより少し多いくらいかもしれません。
ちなみに京都の舞妓さんや半玉さんは基本住み込みでお世話になるので生活費は0円です。
副業OK(副業しないと仕事が十分に供給されない街)だと、恐らく見積もっても月に10万円前後(年収100万円超えるかどうかくらい)が良いところだと思います。
あとはご祝儀の占める割合も大きいです。またシーズンにもよってきますので桜、花火、年末年始は忙しくなります。
世間体では「旦那(パトロン)」文化は根絶えたと言われていますが、実際は健在です。
イメージとしてはパパ活と結婚の間という感じです。
ただし、やはり今の日本経済や現代の男女・夫婦関係の常識を鑑みると、旦那を持てるようになるにはかなり頑張らなくてはなりません。
旦那が持てるようになれば定期的にお座敷に呼んでいただけることはもちろん、旦那によって生活代を全部出していただけたり、稽古代や名取襲名披露にかかるお金を工面していただけるようになるので、かなり待遇が違ってきます。
なので収入としては「普段のお座敷への出勤分+旦那からの副収入」という感じです。
なので未だに芸者一本で食べていくには、はっきり申し上げると旦那ありきといってよいでしょう。
特に京都なんかは、それがいや(一人の男性に私生活共に束縛されることになるので)で舞妓でやめる、芸妓になっても途中でやめる方が多いようです。