携帯ショップ店員に向いている人とは? 適性や必要な能力を紹介
携帯ショップ店員に向いている性格・適性
人と接することが好き
携帯ショップ店員に関わらず、接客業で最も重要なことは「人と接することが好き」ということです。
とくに携帯ショップでは客層が幅広いため、老若男女問わず円滑なコミュニケーションが取れることが求められます。
どのような相手であっても、状況に応じた対応が臨機応変にできるように、日頃から心を配っておく必要があるでしょう。
クレームに動じない
携帯ショップ店員は、クレームにも多く遭遇します。
ときには理不尽な苦情に気丈に応じたり、毅然とした態度でのぞんだりしなければならないこともあります。
反論したい気持ちをぐっとこらえて、客の話に耳を傾けることは業務といえど、つらい気持ちになりますし、短気な性格の人は難しいでしょう。
多少のクレームにも動じず、冷静に対処することが求められます。
気持ちの切り替えが早い
携帯ショップを訪れる客は、携帯電話の調子が悪い、壊れて使えなくなったなど不安な気持ちを抱えている人も非常に多いです。
そうしたお客さまの相手をする場合、非常に精神力が試されます。
困っているお客さまに対しうまく対処できなかったり、契約してもらえなかったりと、思うような結果にならなかった場合、自身を責めてしまうことも珍しくないでしょう。
反省すべきところはしっかりと反省しなくてはなりませんが、過度に落ち込み過ぎては次の仕事に支障が出てしまいます。
上手くいかなかった場合は周囲に相談する、上司にアドバイスをもらうなどして、気持ちやストレスをコントロールしながら前向きに業務に向き合うことが大切です。
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携帯ショップ店員に必要なスキル・能力
電子機器やガジェットの知識
携帯ショップ店員は、もともと機械を扱うことが好きな人が多い職種です。
データ移行や各種設定など、専門的な操作を難なくこなすためにも機械への抵抗がある人は苦労するでしょう。
さらに、携帯電話自体の操作が得意な人、アプリや周辺機器に詳しい人も、その知識や技術を大いに生かしています。
接客の際におすすめのアプリや使い方や、捜査のコツなどを織り交ぜることでより高い満足感を客に与えられるでしょう。
プレゼンテーション能力
お客さまのなかには、携帯電話の機能やキャリアの提示する料金プランに関して、まったく知識を持ち合わせていない人も少なくありません。
特に近年では、高齢者向けの機種が広く普及していることから、機械にさほど詳しくないシニア世代も携帯電話を所有するようになりました。
初歩的な機能であっても手にあまり、操作がわからないと来店してくる人も多く見受けられます。
そういった人たちに対し、懇切丁寧にレクチャーしたり、使いやすい機種や料金プランをプレゼンテーションしたりするのも携帯ショップ店員の大切な業務の一つです。
人に何かを教えることが好き、積極的にアイデアを出したいという人は携帯ショップ店員に向いているといえます。
携帯ショップ店員に向いていないのはどんな人?
携帯ショップ店員は、お客さまの要望にあわせた機種や料金プランを提案していきます。
たとえどれだけ自社でおすすめのものがあったとしても、お客さま自身の使い方や知識レベルに合ったものでなければ、大きなミスマッチを起こしてしまいます。
たとえば、機械に弱い利用頻度の少ないお年寄りに対し、最新機種や使い放題の高いプランを提案しては、クレームに発展してしまう恐れもあります。
こうしたミスマッチを避けるためには、お客さまの要望を十分に聞き取るヒアリング能力が必要不可欠で、プレゼンテーション能力だけでなく、お客さまの意見を引き出し聞き取る力も重要なのです。