携帯ショップ店員になるには
携帯ショップ店員になるまでの道のり
未経験でも活躍できる
携帯ショップ店員は、まったくの未経験からでも十分に活躍できる業界です。
もちろん経験者が即戦力として優遇されるのは言うまでもありませんが、入社後には研修生としてベテランから細やかな指導を受け、知識やスキルを身に付けられるため、それほど心配はいりません。
接客等のマナーやキャリアに関する知識も、研修で身に付けていくため接客が初めてという人でも安心です。
どの店舗で働くか
携帯ショップ店員は、大きく分けると「キャリア直接雇用」と「代理店雇用」に分かれています。
携帯ショップの多くは、3大キャリアが直接運営しているものではなく、コンビニや飲食店と同様、オーナーがおり、従業員を雇用しています。
これは「代理店雇用」と呼ばれ、携帯ショップの9割にも上るといわれています。
一方、「キャリア雇用」は、docomoやSoftbank、auなどの正社員として採用されるものです。
さらに携帯電話ショップは独立店舗の他、家電量販店の一区画に出店しているところなどさまざまで、近年は3大キャリアの他、格安ケータイ会社が急速に台頭してきています。
それぞれに特色があるため、就職活動の際は業界研究を行い、自分にあう働き方や就職先を選ぶことができるように分析を行いましょう。
雇用形態や就職後のビジョン等、自分で調べられることは徹底して調べておくと、その後、自分に合った条件で長く働く道を見つけることが可能になるでしょう。
20代で正社員への就職・転職
携帯ショップ店員の資格・難易度
携帯ショップ店員になるために、特別な資格は必要ありません。
多くの場合は資格の有無よりも熱意ややる気の方が問われるでしょう。
携帯ショップ店員になるための学校の種類
携帯ショップ店員になるために必要な学歴はありません。
多くの求人は「高卒以上」とされており、大学や専門学校を卒業していなくても十分活躍できる職種であると考えていいでしょう。
ただし、給与面で差がついてくることは避けられません。
一般的には、大卒と、短大卒・専門学校卒・高卒とでは、新卒採用時点で2万円前後の待遇の差があります。
また営業色の強い職業でもあるため、お客さまからの信頼を獲得するためにも大学などに進学することは大きなプラスになるでしょう。
20代で正社員への就職・転職
携帯ショップ店員に向いている人
デジタル機器に強い人
携帯ショップ店員の業務は、事務手続きなどの作業をほぼPCやタブレットで行います。
加えて故障やデータ移行など、お客さまの携帯電話本体を操作する機会も多いことは言うまでもありません。
デジタル機器に強い、機械系の学校を卒業しているなどという人は、その経験を大いに生かすことができるでしょう。
接客経験がある
接客技術は、場数を踏むことで身についていくものです。
携帯ショップ店員を志す人は、コンビニや飲食店などの接客アルバイトを経験しておくこと、その経験を大いに生かせるでしょう。
携帯ショップ店員のキャリアプラン・キャリアパス
代理店雇用の場合、携帯ショップ店員としてキャリアを積むと、副店長や店長へとキャリアアップしていきます。
その後、エリアマネージャーとなったり、事業部などの本社で働いたりする人もいます。
会社の規模は数十人から数千人と大幅に違いがあるため、キャリアを重ねていけるかどうかは会社規模にも左右されるでしょう。
一方、キャリア採用の場合は、代理店の営業を経て、営業のマネージャーやエリアマネージャーとなっていきます。
基本的にはショップ店員として働いた経験を生かし、自社製品を他社に売り込んだり、代理店でどのように営業をするかのマネジメントなどを行ったりします。
携帯ショップ店員を目指せる年齢は?
携帯ショップ店員は、若い世代が中心の仕事です。
年齢を重ねても働ける仕事ではありますが、どうしても給料は頭打ちになってしまいます。
携帯ショップ店員を目指すのであれば、出来るだけ早いうちに動き出した方がよいでしょう。