携帯電話販売員は老人に教えるのが得意な人に向いている
投稿者プロフィール
投稿者の仕事満足度
- 総合満足度
- 3.50
- 仕事内容
- 3.50
- やりがい
- 4.50
- 働きやすさ
- 4.00
- 給料・年収
- 2.00
- 休日・待遇
- 4.00
- 成長・将来性
- 4.00
- メッセージ
-
携帯電話はいまや生活に欠かせません。スマートフォン全盛時代ですが、以前は携帯キャリアごとに多様な機種が販売されていました。
最新のガジェットが好き、人に教えることが好き、接客が好きな人にはおススメの職業です。
しかし、毎年のように変わる制度や次々に出てくる新機能を日々勉強しないとあっという間に取り残されてしまうので、常に勉強が必要な職業でもあります。
意外と思われるかもしれませんが、老人に教えるのが得意な人は向いていると思います。
- 仕事内容
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勤務地は和歌山県田辺市内、当時は「ドコモ」の販売代理店である会社に就職しました。従業員は8名ほど。
職場では、ドコモに関する契約内容やサービスの説明、最新機種の説明販売、また、山間部に出張して携帯電話教室の講師などを担当していました。
主な仕事は対面での接客販売です。
携帯電話購入希望のお客様に対し、それぞれの機種が持つ特徴や、契約時のメリットデメリットを書類や資料、口頭を交えてお客様にセールスをしていました。
- やりがい
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当時勤めていた2000年代初頭は、携帯電話の各キャリアから個性的な機能や特徴を持った機種が毎月のように販売されていました。
時代の最先端でもある携帯電話端末をいち早く触る事ができ、それをお客様に進めることができる優越感のようなものがありました。
さらに、ご老人を中心に携帯電話の操作方法を尋ねられることが多く、懇切丁寧に操作方法を教え感謝されるときはやりがいを感じます。
熾烈な販売競争をしている最中なので、販売台数にも具体的な目標を与えられ、それをクリアした時の達成感はひとしおです。
- つらいこと
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辛いことは、販売目標に対して達成見込みがない場合、自腹で携帯電話を購入し契約数を上げることでした。
多い時には5台分の契約を抱えていたこともあります。それは職場の暗黙の了解(無言の圧力)にもなっていて、売り上げ確保のためとはいえ、あまり気乗りがしませんでした。
- 向いてる人
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最新のガジェットが好きな人、興味がある人。
人に教えるのが得意な人、接客が好きな人は向いています。
当時の携帯電話契約内容の複雑さから、クレームなどの数は日頃から多く、対人への粘り強さや多少のクレームを受けてもひるまない度胸と知識が試されます。
- 働きやすさ
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当時の職場は20代を中心にした若い男女で構成されていおり、職場の雰囲気は明るく活気に満ちていました。
与えられた販売目標をクリアする為、様々な接客方法や販売方法を会議し、少しでも売り上げに貢献しようという気概があり、やる気に満ちて男女問わず働きやすい職場でした。
- 給料・年収
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給与は手取りで17万円ほどでした。
正社員扱いなので、社会保障や各種手当があり、給与自体では満足とは言えませんでしたが、当時最新の携帯電話を触れることでさほど給与面は気になりませんでした。
勤続は2年ほど続き、休みは1か月のシフト制でした。