コンビニ店長のつらいこと、大変なこと、苦労

休みがとれないことも

年中無休で営業するコンビニでは、店長に加えて社員、さらには複数のアルバイトを雇って店を回していくことになります。

しかし、社員ほどの責任を持たないアルバイトは、自らの都合で急に仕事を辞めてしまうことがよくあります。

また、突然出勤してこなくなり、連絡もつかない状況になってしまうこともあります。

人手が足りなくなり、新たにアルバイト募集の求人を出したとしても、思うように人が集まるとは限りません。

そうなれば、結局は店長が休みなしで出勤しなくてはなりません。また、新人アルバイトばかりの時は教育が追い付かず、結局店長が頑張るしかないということにもなりがちです。

また、自身が休みの際にも店でトラブルがあれば出勤せざるを得ないこともあり、精神的なストレスも溜まりやすいといえます。

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ノルマがある

大手コンビニチェーンでは、季節ごとにさまざまな戦略を立て、本部から各店舗に対して「やるべきこと」が通達されます。

たとえば、クリスマスケーキや恵方巻、お中元といったものの予約数などが「ノルマ」という形で厳しく設定されており、それを達成しないと店長の成績に影響したり、昇進が難しくなったりということがあるといわれます。

ノルマをクリアするのは決して簡単なことではなく、本来はよくないことですが、店舗によっては店長自らが買い取っているケースもあるようです。

チェーンのコンビニは組織が大きいため、上に言われる通りに動かなくてはならないことも多々あり、それが苦労の一つになるといえるでしょう。

仕事量が多い

一般的に、コンビニの仕事というと「レジ会計」を想像する人が多いでしょうが、それ以外にもコンビニでは多岐にわたる仕事があります。

各種代金収納代行やチケット発券、スナック類の調理、荷物の受け取りなど、現代のコンビニにおけるサービスは幅広いものとなっていますが、店の責任者である店長は当然、それらをすべて完璧に覚えていなくてはなりません。

また、お客さまから見えないところでも発注やレジ金精算、シフト表の作成など多様な雑務に追われ、休む間もないほどです。