コンビニ店長の勤務・労働時間・休日・残業
勤務・労働時間
コンビニ店長の勤務時間は勤務先となる店舗によって若干異なりますが、基本的には9:00~18:00くらいで、1日8時間程度となることが多いようです。
コンビニの大半は24時間営業をしており、アルバイトスタッフは深夜勤務を含めたシフトで働いていますが、店長は日勤といわれる時間帯に働くことが一般的です。
ただし、「深夜のアルバイトが足りない」「夕方以降に忙しくなる」などの事情があれば午後から出勤する場合もありますし、夜勤をすることもあります。
店長の役目は、いかなる時間帯にも店がきちんと回るようにすることでもあります。したがって、日中に働くことが多いが、店の状況に合わせて臨機応変に働くという風に考えておくとよいでしょう。
20代で正社員への就職・転職
休日
年中無休で営業するコンビニは、当然、定休日というものがありません。スタッフは交代で休みを取ることになりますが、もちろん店長も休みを取ることが可能です。
ただし、なかなか自分の好きなように休むわけにはいきません。というのも、アルバイトのシフトは基本的に自己申告制となっており、まずはその内容を最優先してシフトを組んでいくと、どうしても店長が休める日というのが限られてきます。
また、人手が足りない日は店長が休日返上で出勤することもあります。
丸一日休もうとすれば、精算業務や発注業務という重要な仕事を他のスタッフに任せなくてはならず、ベテランアルバイトがいない店舗では結局、店長が出勤してやらざるを得ないこともあるようです。
オーナー店など、一部のコンビニでは「完全土日休み」としているところもあるようですが、先述したようなさまざまな事情を考慮していくと、コンビニ店長はなかなか落ち着いて休むことは難しいというのが実情のようです。
残業
コンビニ店長は、残業時間が多くなりがちといわれています。
商品管理、売上計画、シフト作成など店長が抱える業務量は多く、店が忙しい時間帯には店頭に立たなくてはならないため、所定の勤務時間が終わってから残業して事務作業をこなすことがあります。
また、自身が退勤した後も店は営業しているため、何かトラブルなどがあれば店長として呼び出されることもあります。
もちろん、何事もなく順調に仕事が終わってスムーズに帰宅できる日もありますが、ハードワークになる覚悟はしておいたほうがよいでしょう。