集団面接の流れ、入退室
1次選考など企業側が応募者を絞り切れていない段階では、集団面接を実施する企業が多い傾向があります。
集団面接の入室から退室まで、オーソドックスな流れを見ていきましょう。
集団面接の入室から着席まで
集団面接では一度に複数名が面接を受けるため、個人面接とは違った注意点が必要になります。
入室する際は先頭の人がドアを3回ノックし、「どうぞ」の声がかかったら「失礼します」と言ってドアを開けます。
部屋に入ったところで1人ずつ面接担当者に一礼し、椅子まで進みます。
全員が入室し終え、「お掛けになってください」などの声がかかったら「失礼します」と言って座ります。
カバンは椅子の横に置き、持ってきたコートは畳んだままカバンの上に置きましょう。
第一印象は最初の数秒で決まると言われるように、入室から着席までは印象を決める重要な瞬間です。
学生が3名以上になると手順で戸惑うことがあるので、一連の動作をしっかりと頭に入れておきましょう。
集団面接での自己紹介と質問
面接担当者の指示に従って、順に大学名や学部、氏名を述べます。
面接担当者が聞きやすい音量と話し方で、はきはきと伝えましょう。
この段階で志望動機などを述べる人がいますが、とくに指示されていないことを長々と話すのは印象が良くありません。
他の学生もいることに配慮し、必要事項を簡潔に述べた上で最後に「よろしくお願いいたします」と言い添えましょう。
面接担当者は順に質問をしていきますが、他の人が答えている間、よそ見をしたり髪の毛を触ったりせず、きちんと姿勢を正した状態で聞きましょう。
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集団面接の逆質問と面接終了、退室
集団面接の終盤で必ずと言っていいほど設けられるのが、「何か質問はありますか」と学生側からの質問を受ける時間です。
学生から面接担当者に質問することから、「逆質問」とも呼ばれます。
応募した企業への関心度の高さや、きちんと下準備をして面接にのぞんでいることをアピールするチャンスですので、必ず何か1つは質問を用意しておきましょう。
集団面接では他の学生と質問内容が重複する可能性もありますので、2つ以上の質問を考えておくことも大切です。
面接が終了したら、椅子から立ち上がって「ありがとうございました」と述べたのち、一礼します。
ドア側に近い学生から順にドアへ向かい、部屋を出る前に改めて「失礼いたします」と述べてから退室しましょう。
この記事のまとめ
集団面接の一連の流れについてご紹介しました。
このような基本的な流れについては、一緒に面接を受ける他の学生も事前に調べ、準備した上で面接にのぞむはずです。
準備不足はすぐに気づかれてしまいますので、流れをしっかりと頭に入れて面接当日を迎えるようにしましょう。
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