試用期間に転職活動をしてもいい?

試用期間は本来、本採用決定までの数か月で、試用社員の仕事能力・資質を企業が見極めるために設けられている期間です。

でも、もしもその試用期間に転職したくなったら…試用期間でも転職活動してもよいものなのでしょうか?





試用期間に転職したくなる理由は?

試用期間には、就職・転職活動中にはわからなかった、企業のさまざまな実態を見ることができるでしょう。

では、どのような場合に試用期間にも関わらず転職したくなってしまうのでしょうか。

それには、以下のような理由があると考えられます。

・求人票と大きく異なる業務内容だった
・試用期間なのに時間外労働が多く、負担に感じた
・試用期間中に、本採用後は勤務地の異動があると言われた
・実際に働いてみたら職場の人間関係が最悪だった
・試用期間中に見つけた求人が、試用期間で働いている今の企業よりも魅力的だった

このような理由がある場合、試用期間であっても転職したいという気持ちの変化が起こりやすいようです。

試用期間に転職活動をしてもいいのか?

試用期間であっても、正社員であっても、転職活動を禁止する権利は企業にはありません。

ただし、就業規則に「就業中の転職活動を禁ずる」等の表記があれば話は別です。

就業規則は企業があなたと交わした「雇用の条件」ですから、試用期間であってもこの効力は消えることはありません。

もしも就業規則に転職活動の禁止についての記述があるにも関わらず、あなたが試用期間に転職活動をした場合、懲戒解雇になる可能性もあります。

万が一懲戒解雇になった場合、転職の際に不利になる可能性があります。

懲戒解雇はいわゆる「クビ」です。

履歴書に懲戒解雇ではなく、「一身上の都合」と記した場合、以下のような問題が起こり得ます。

同業種への転職する場合、社員の噂から前職の退職理由が懲戒解雇であったことが判明したら、あなたは経歴詐称や詐欺罪に問われる可能性があるのです。

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この記事のまとめ

ご紹介してきたように、試用期間に転職活動してもよいかどうかは、企業の就業規則によります。

就業規則に特に記載がなければ、転職活動しても構わないでしょう。

でも就業規則に「就業中の転職活動禁止」という旨が記載されていたら、試用期間であっても転職活動は控えたほうがよいでしょう。

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