試用期間の給料、ボーナスは?
また、試用期間の場合はボーナスは支給されるのか?それとも支給されないのか?
試用期間中の給与面についてご紹介します。
試用期間中の給与をよく確認しないと…
多くの場合、求人票に試用期間中の給料については明記されています。
しかし、試用期間は短いから…とあまりよくチェックしていない方も多いのではないでしょうか。
試用期間は、短いところで1か月、長いところでは6か月の期間を設けています。
つまり、最初に試用期間の給与体系についてよく確認せずに企業に応募、採用され、6か月も驚くほど少ない給与で生活するはめになったということもあり得るということです。
試用期間中の月給は、どれくらいもらえる?
企業によってさまざまですが、最初から正社員同様の満額を支給する企業はほとんどありません。
アルバイトのような給与で試用期間の雇用をしている企業もあります。
ただ、最低賃金を下回ることはありません。最低賃金は各自治体で設定されているので、自分の住む地域の最低賃金を確認しましょう。
実際の金額は企業によりますが、正社員の6割程度のところもあります。
では、どうして試用期間の給与は低く設定してあるのでしょうか?
20代で正社員への就職・転職
試用期間中の給与が低い理由
試用期間は、企業で試用社員がうまくやっていけるかどうか、企業にとって利益となる人物かどうかを見極め、またはそうなるように鍛え上げるための期間です。
つまり、まだ正社員としての実力がないため、正社員よりも企業への貢献度が低いと見積もっていることから、給与は正社員同等にはならないのです。
試用期間は、まだ勉強中の半人前という扱いですから、あなたがどんなにポテンシャルが高かったとしても、試用期間の給与は正社員よりも低くなるのです。
しかしながら、試用期間の給与があまりにも低い(最低賃金すれすれ)ような企業は、社員に対して誠実であるとは言い難いでしょう。
試用期間の給与は必ず細かく確認することをおすすめします。
試用期間でもボーナスは支給される?
これも企業によりますが、月給と同じように、正社員と同額を支給する企業は少数です。
ボーナスを「寸志」と称して数万円支給されればまだ良い方であり、「支給されない」ケースもよくあります。
ところが、試用期間でもボーナスが支給される企業もあります。
試用期間でもボーナスが支給される場合は以下のようなケースであることが多いようです。
・企業が設定しているボーナスの算定期間を満たしている。
(入社してすぐにボーナス月になっても、算定期間を満たしていないためボーナスなしというケースが多いです。)
・働いた日数に対して規定の割合で支払うという社内規定がある。
このような場合は正社員に比べて少額ではあっても、ボーナスは支給されます。
ボーナスの算定期間についても企業によってさまざまですが、短くて3か月、多くの企業は6か月という算定期間を設けています。
もしも就職・転職する場合には、このような算定期間のことも考慮して就職・転職することで、少額ではあってもボーナスを支給してもらうことができるでしょう。
この記事のまとめ
ご紹介してきたように、試用期間中の給与は正社員に比べてかなり少ない企業が多いようです。
また、ボーナスも支給されないか、支給されたとしても正社員と同額ということはまずありません。
後になって「こんなはずじゃなかった」と後悔しないよう、このような給与体系をよく理解した上で就職・転職活動をすすめましょう。
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