OB訪問で守るべきマナーは?

OB・OG訪問は、就職活動の中でもかなり重要なものであり、実際にあなたの希望する企業を訪問するため、守らなくてはいけないマナーがたくさんあります。

もしもあなたがマナーを知らずに訪問したら、OB・OG訪問によってあなたの印象が悪くなってしまいます。そうならないよう、OB・OG訪問で守るべきマナーをご紹介します。





OB・OG訪問前に準備をしておくこともマナー

OB・OG訪問を前にして、何もしていない、会社に行けば案内してもらえる…

このような気軽な気持ちで訪問しては、快く訪問を受け入れてくれたOB・OGに対して失礼にあたります。

OB・OG訪問の前には、以下のような3つの準備をしておくことを忘れないようにしましょう。

志望動機と自己PRをまとめておこう

OB・OG訪問は、就職試験本試験前の「予備試験」だと思って挑みましょう。

つまり、OB・OGと話すその時は、「予備面接」の意味もあるということです。

面接で話す予定の「志望動機」「自己PR」を用意して、もし聞かれたら、簡潔に、そして明快に話すことができるように準備しておきましょう。

この時のOB・OGの反応を見て、志望動機も自己PRも、本試験前までにブラッシュアップすることもできます。

基本情報はインプットしておこう

OB・OG訪問は限られた時間の中で行われるものです。

貴重な時間を無駄遣いすることのないように、会社案内などに書いてあることをよく読み込みインプットしておきましょう。

わざわざ既に分かっている情報や、インターネットなどで調べればすぐにわかるようなことを質問しないようにすれば、時間は有効に使うことができますし、事前学習によってOB・OGにもあなたの意欲が伝わるでしょう。

質問事項はまとめてメモしておこう

準備をせず、いきあたりばったりの質問することはやめましょう。

貴重な時間を割いてくれているOB・OGに対して失礼のないように、質問したいと思ったことはすべてリストアップし、持参するように心がけましょう。

OB・OG訪問時のマナー

事前準備をしておくことは、「最低限」のマナーです。

よりOB・OGに好印象を与えながら、就活生としてワンランク上に評価してもらうためには、以下の4つのマナーを守ることが大切です。

1.遅刻厳禁

遅くとも約束の10分前には待ち合わせ場所に着くようにしましょう。

オンタイム(時間ぴったり)の到着は失礼に当たります。

OB・OGよりも遅く到着するようなことがないように気をつけましょう。

2.30分から45分で切り上げる

社会人は学生とは時間の感覚が異なります。むやみに長話になることは避けましょう。

OB・OGは通常業務の時間を割いてあなたの就活に協力してくれています。

まれにOB・OGから「お昼を一緒にどう?」と誘われるケースがあります。

そのような場合は都合のつく限り同行し、ランチタイムを共有しましょう。

食事をはさんでの会話はより親密になりやすく、あなたの聞きたいことに応えてくれる可能性が普段よりも高まるからです。

そうではない場合は、事前にどれくらいの時間をいただけるのか、確認しておくとよいでしょう。

そして、予定していた時間になったら、「お時間をいただいて恐縮ですので、この辺で失礼いたします」と切り出しましょう。

引き止められれば話は別ですが、こちらから引き伸ばすのはやめましょう。

言葉遣いはていねいに!

たとえ過去に同じサークルやゼミが一緒で、既に仲の良い先輩だったとしても、OB・OGの厚意に甘えてなれなれしい態度は禁物です。

まったく知らないOB・OGであると緊張のため終始敬語で終わる就活生が多いのですが、下手に仲のよいOB・OGである時こそ、タメ口をきいたり、失礼な冗談、くだけた表現を使いやすい傾向にあります。

顔見知りの場合こそ気を引き締めて、ひとりの尊敬できる社員に会うと考え、言葉は慎重に選び、かつ丁寧に話すよう、心がけましょう。

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この記事のまとめ

OB・OG訪問では、就活生としてのマナーが問われます。

それは、OB・OG訪問での態度が、採用後に社会人としてのマナーがしっかり守れるかどうかを判断する材料になり得るからです。

訪問自体は短時間ですから、事前準備をしっかりして、OB・OGからの協力に応えられるようにしましょう。

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