OB訪問の服装は?(私服、スーツ)
就職試験前に実際の企業の中を回れるだけでなく、OB・OGからは企業の雰囲気など、会社資料等では分からないことも知ることができます。
では、実際訪問する際の服装はどんな服装が望ましいのでしょうか?
OB・OG訪問のメリット
OB・OG訪問には、たくさんのメリットがあります。このメリットを理解しないまま訪問すると、せっかくの訪問も無駄に終わってしまうこともあります。
まずは先ほどご紹介したように、企業の内部に入ることができます。
会社見学でも社内に入ることはできますが、OB・OG訪問の場合は普段使われている会議室などでOB・OGと話をしたり、会社見学のように一瞬で通り過ぎるのではなく、オフィスで直に社内の雰囲気(上司と部下の関係や同僚との接し方など)を見ることができます。
希望する企業がアットホームな雰囲気だと思っていたのに、実はまったく違った、ということもこの時点で気がつくことができるのです。
また、OB・OGは実際に企業で働いている先輩ですので、あなたが訪問を希望した理由、すなわち志望動機を伝える練習になります。
社内で行われるため、本番に近い雰囲気の中で面接試験を事前に少し体験できるということです。
リクルートスーツで行けば間違いはない
では、上記のように大きなメリットがたくさんあるOB・OG訪問ですが、実際に訪問するときには、どのような服装が適切なのでしょうか?
私服かスーツで迷うところだと思いますが、基本的にOB・OG訪問は就職活動の一環です。
つまり、会社説明会や見学会のように、リクルートスーツで行くことが最も適しているといえます。
正式な就職試験ではないからと言って、カラースーツ、柄の派手なスーツで行くことは避けましょう。
無地か、地味なストライプのスーツに、男性の場合はビビットカラー以外の落ち着いた色のネクタイを選びましょう。
中に着るシャツ・ブラウスは、白が無難です。
女性ストッキングを着用しますが(最近は素足でスカートをはく方も増えていますが、ストッキングはビジネスマナーです。どんなに暑い日でも着用しましょう。)、ストッキングの色は肌に合った色を選び、黒のストッキングは避けましょう。
20代で正社員への就職・転職
腕時計などの装飾品は着けてもいい?
腕時計はビジネスの中で必要なものですから、スポーツ系の時計以外で、皮や銀、プラチナ等の時計を着けていきましょう。
時間を意識して動くことは、社会人として常識です。そのためOB・OG訪問以外の就職活動でも腕時計は必需品です。
ただし、あまりにも高価なものは避けましょう。
あまりに高価な時計は、OB・OGの不信を買うことになります。
「大学生なのになぜそんなに高い時計が買えるのだろう」という思いをさせないよう、値段もデザインもベーシックなものを選びましょう。
女性は、時計以外のアクセサリーにも注意が必要です。
まず、ピアス・イヤリングは基本的につけないほうが無難です。
訪問先がアパレル企業だからといって、OB・OG訪問で時計以外の装飾品は基本的にNGです。
とくに金融系では、アクセサリー禁止の企業もありますので、気を付けましょう。
「私服で来てください」と言われたけど、それでもスーツで行くべき?
稀にOB・OG側から「私服で来てください」という指示がある場合もあります。
スーツが基本の服装ではありますが、このような特定の指示があった場合は私服で行きましょう。
ただし、私服の中でも最も落ち着いたものを身につけるようにしましょう。デニムは避けてスーツ生地のパンツに無地のシャツやニットなどがよいでしょう。
女性の場合、スカートを選ぶときには、タイト過ぎず、丈は膝程度のものが望ましいでしょう。
この記事のまとめ
このように、OB・OG訪問時の服装は基本的にはスーツが無難です。もしも私服でもスーツでもどちらでもよいという指示の場合は、迷わずスーツを選びましょう。
第一印象はほんの数秒で決まり、その大きな要因は服装にもあります。初めにOB・OGによい印象を与えるためにも、服装には注意したいものです。
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