内定と内々定の違い

(読了時間:1分36秒)

就活でよく耳にする言葉の1つに「内々定」があります。

内定と内々定は何が違うのか、混乱を招きやすいところです。

内々定の意味について確認していきましょう。

内々定は内定とは違うの?

内々定とは、一言で表すと「内定前の口約束の状態」のことを指します。

つまり、「後日正式な内定通知を出します」という意味なのです。

まだ正式に内定していないけれども、採用予定であることを通知しているわけです。

正式に内定してから企業側が学生の内定を取り消すと法的な問題になることがありますが、内々定に法的拘束力はありません。

内定通知が交付された時点で労働契約が締結されたと見なされますが、内々定の段階では労働契約が締結されていないという意味合いになります。

企業はなぜ内々定を出すのか

経団連は「採用選考に関する指針」において、採用内定日を「卒業・修了年度の10月1日以降」と定めています。

採用予定の学生に対してこれより前に内定通知に代わるものを伝えておきたい場合、内々定の通知となります。

企業側としては、ぜひ採用したいと考えている優秀な学生を10月より前に囲い込んでおくための処置と考えていいでしょう。

経団連に所属する大企業よりも前に学生を囲い込んでおきたい中小企業が、内々定を出して学生に入社意思を固めようとする傾向があります。

前に述べた通り、内々定の段階では労働契約が締結されていませんので、企業側が内々定を一方的に取り消したとしても法的責任を問われることはありません。

もちろん、企業側の都合で一方的に内々定を取り消すようなことがあればその企業の評判が下がりますので、内々定が出た時点で企業には採用の意思があると見なすのが一般的です。

内々定が出た後で就活を続けても問題ない?

内々定が出た後で他社の選考を受けることは、本来問題ありません。

ただし、企業によっては内々定の段階で辞退を防ぐための誓約書を提出させたり、他社の選考辞退を促したりするケースがあり、「就活終われハラスメント(オワハラ)」と呼ばれるなど社会問題化しています。

本来の内々定の意味を考えれば、内定前に企業が学生の就活を制限する権利がないことは明白です。

従って、内々定時点で他社の選考辞退を促された場合、他社の選考状況を伝えるなどして待ってもらうようにしましょう。

もちろん、内々定を学生の側から辞退することは可能です。

内定が正式な通知であるのに対して、内々定は口約束の状態です。

内々定の段階で企業が学生の就活を制限する権限はないことを覚えておくとよいでしょう。

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