内定者懇親会の対策まとめ(読了時間:4分56秒)

内定通知を受け取ってから入社するまでの期間に「内定者懇親会」を開催する企業は少なくありません。

内定者懇親会とはどのような会なのか、参加する際のルールやマナーにはどういったものがあるのか、知りたいと思っている人もいるのではないでしょうか。

内定者懇親会への参加に際して気をつけておきたいポイントについて見ていきましょう。

内定者懇親会の目的を知ろう

内定者懇親会には、大きく分けて2つの目的があります。

1つは、懇親会という名の通り、内定者と顔を合わせる機会を設け、親睦を深める意味合いがあります。

もう1つは、内定を出した学生が辞退することがないよう、つなぎ止めておきたいという企業側の意図があります。

内定辞退は企業にとって、人材募集を行う上でのリスクの1つです。

せっかくコストをかけて学生を採用しようとしても、辞退が相次げば採用予定人数に届かなくなる恐れもあるのです。

同期や先輩社員とのつながりを意識してもらうことで、入社意思をより堅固なものにしておく狙いもあります。

このように、内定者懇親会は内定者との懇親を深めつつ、内定辞退を防止する目的があるのです。

内定者懇親会に参加するメリットとは?

内定通知を受け取った段階では、自分以外にどのような人が内定しているのか知る由もありません。

ただ、同期入社となる社員同士は働き始めてからも仲間意識を持ち続ける特別な存在になるケースが少なくありません。

内定者懇親会に参加することで、同期入社の顔ぶれが分かり、入社前に会話を交わしておくことができるメリットがあります。

また、内定者懇親会には、先輩社員の中でも内定者と比較的年齢が近い人が選ばれることがあります。

入社してからもお世話になる機会が多い可能性がありますので、懇親を深めておくことで入社後に仕事を進めやすくなるかもしれません。

内定者懇親会は企業側にとっても、面接選考以外の場で学生の様子を見ることができる貴重な機会です。

面接の場ではどの学生も緊張していますが、食事をしながらお酒も入った場では学生それぞれのキャラクターがわかってくるものです。

春から共に働く新しい仲間がどのような人たちなのか、先輩社員も楽しみにしていることでしょう。

ここで良い印象を持ってもらうことができれば、入社後も先輩たちと良好な人間関係を築くきっかけになるかもしれません。

このように、内定者懇親会は参加するさまざまなメリットがあります。

できるだけ参加し、内定者や先輩社員と懇親を深めるようにしましょう。

内定者懇親会は欠席してもよい?

内定者懇親会はできるだけ参加することが望ましいですが、どうしても参加できない事情がある場合は欠席しても問題ありません。

ただし、企業によっては入社前研修の一環として内定者懇親会を開催するなど、参加必須と明記されている場合もありますので、内定者懇親会の案内をよく読み、必ず参加しなくてはならないようであれば参加するようにしましょう。

ときどき、「内定者懇親会を欠席したら内定そのものが取り消しになってしまうのでは?」と心配する人がいますが、そのようなことはありません。

内定取り消しは雇用解除と同等の重い意味を持っていますので、懇親会を欠席した程度のことでは取り消せないと考えて差し支えありません。

ただし、内定者懇親会は入社前に同期や先輩社員と話しておくことができる貴重な機会ですので、欠席することによって他の内定者に遅れをとってしまう可能性は十分にあり得ます。

気が合いそうな同期が見つかったり、先輩社員と入社前にコミュニケーションを図れたりしますので、入社後に仕事を少しでもやりやすくしたいのであれば、内定者懇親会は参加しておくべきでしょう。

やむを得ない事情で参加できない場合、すみやかに案内メールに返信し、欠席の旨を伝えるようにしてください。

間違っても、何の連絡もしないまま懇親会に行かない、といったことがないようにしましょう。

内定者懇親会の案内メールへの返信の仕方

内定者懇親会の日時や会場については、多くの企業がメールで学生に連絡します。

案内メールを受け取ったら、できるだけすみやかに返信するようにしましょう。

ビジネスメールは24時間以内に返信するのがマナーと言われていますので、案内メールの返信も24時間以内が原則と考えましょう。

また、案内メールの送信者は企業の採用担当者であることが多いのですが、採用業務以外にも仕事を抱えている中、メールを送ってくれていることを忘れてはいけません。

返信の文面は長々と書かず、用件が的確に伝わるよう簡潔に書くことを意識しましょう。

メール本文は相手の企業名と担当者名を冒頭に記載し、「お世話になっております」などビジネスメールの定型句で始めるようにします。

出席する場合は、出席する旨と招待してもらえたことへの感謝の気持ちを伝えることが大切です。

やむを得ず欠席する場合は、出席できないことを申し訳なく思っている気持ちを書き添えるようにしましょう。

メールの末尾には氏名、学校名、学部学科、連絡先を署名で付けておくことも覚えておいてください。

内定者懇親会に参加するときの服装や髪型

内定者懇親会当日は、特に指定がない限りリクルートスーツで参加するのが無難です。

社会人の身だしなみは、自分の基準でかっこいい・かわいいかどうかではなく、相手に不快感を与えないかどうかを基準に考えましょう。

男性の場合、髪型は黒色の短髪で、女性で髪が長い人は後ろで結んでおくようにしましょう。

女性の場合は髪がやや茶色でも問題ありませんが、あまり明るい色は避けたいのと、職種によっては茶髪が認められていないケースもありますので注意が必要です。

会社説明会や面接時の先輩社員の髪型や髪色を思い出して判断しましょう。

内定者懇親会では、内定者は学生というより「春から一緒に働く仲間」として見られています。

面接での印象とあまりにギャップがあると、あまり良く思われない可能性があります。

反対に、懇親会の場でもきちんとしたさわやかな印象を与えることができれば、先輩社員も好印象を持ってくれることでしょう。

内定者懇親会での自己紹介

内定者懇親会では、はじめに内定者の自己紹介の時間が設けられる場合があります。

面接での自己紹介とは異なりますので、あまり堅くならないようにしましょう。

自己紹介は簡潔に、1〜2分程度でまとめておくほうが無難です。

出身地や趣味の話題は、共通点がある先輩社員がいた場合、その後の会話のきっかけになる可能性があります。

あなたらしい人柄が伝わるエピソードを加えることで、名前と顔を覚えてもらえるかもしれません。

また、自己紹介には入社後の抱負や仕事への熱意をひと言添えるようにしましょう。

このひと言が入ることによって、学生気分ではなく、意欲を持って入社してくる人物であることを伝えることができます。

先輩社員も内定者の熱意や抱負を聞き、入社後はしっかり指導していかなくては、と気を引き締めてくれるかもしれません。

内定者懇親会での自己紹介は、自分らしさを伝えつつも、学生っぽさが出ないよう注意するのがポイントです。

内定者懇親会は、入社前に行われるイベントとしては大きなものといえます。

他の内定者や先輩社員と懇親を深められる貴重な機会ですので、好印象を与えられるように準備しておきましょう。

春から一緒に働く方々とお会いするのを楽しみに参加しながらも、社会人としてのマナーをきちんとわきまえておくことが重要です。

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