面接でのノック、挨拶

就活の面接で最も緊張するのが、おそらく面接会場に入室するときではないでしょうか。

どのような面接官が何人いるのか、入室するまで分からないため、緊張はいっそう大きなものになります。

面接の第一歩とも言える、入室時のノックや挨拶について確認していきましょう。





面接で入室時のノックや挨拶が重要な理由とは?

面接ではさまざまな質問を投げかけられます。

それらの質問に適切に答えることが重要なのは言うまでもありませんが、面接の合否は話した内容だけで決まるのではありません。

限られた面接時間の中だからこそ、面接官に対してどのような「印象」を与えたかが非常に重要になるのです。

たった20分、30分ほどの面接時間の中で極めて良い印象を与えられる人は、ふだんから好印象を持たれる人物のはずです。

反対に、短い時間の中で悪い印象を与えてしまう人は、働き始めてからも取引先やお客様に悪い印象を持たれる可能性があります。

面接でのノックや挨拶は、その人の第一印象を左右する重要な点なのです。

入室時のノックはどのようにする?ノックは何回が正解?

面接会場に入る際は必ずドアをノックし、「どうぞ」のひと言を確認して入室します。

このとき、ノックのしかたには十分注意が必要です。

乱暴にドンドンと叩いたり、遠慮しすぎて聞こえないほどの音で叩いたりすると、相手への配慮が足りない人物と思われる可能性があります。

人差し指と中指の第二関節の部分を使って、コン・コン・コンとドアを3回ノックします。

このとき、あまり速すぎるテンポでノックすると、せわしない印象を与えてしまいかねません。

やや間を置いて、ゆっくりめにコン・コン・コンと叩くのがコツです。

ノックの回数も重要です。

コン・コンと2回ノックするのはトイレノックと呼ばれ、失礼にあたりますのでやめましょう。

ノックは3回が正式ですので、面接の場では必ず3回を守るようにしましょう。

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入室後の挨拶やおじぎで気をつけるべきこととは?

入室したらドアを閉めた後におじぎをして「失礼します」と挨拶をします。

ドアが完全に閉まっていない状態で中途半端に挨拶を始めてはいけません。

ドアは後ろ手で閉めたり、面接官に完全に背中を向けた状態で閉めたりすることがないよう、半身の状態で閉めるのがコツです。

お辞儀は「失礼します」と言い終わってからします。

お辞儀と挨拶を同時にしてしまわないように気をつけましょう。

この記事のまとめ

面接会場に入るときのノックの仕方や挨拶の仕方は、思いのほか印象に残りやすいものです。

最初に「感じの良さそうな人だ」と思ってもらった上で面接を始めるためにも、ノックや挨拶は何度も練習して体に覚えさせておきましょう。

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