自己PRの考え方、書き方(読了時間:3分28秒)

自己PRはESや面接で非常に重要な位置を占めています。

ただ、自己PRをはじめから上手にまとめられる人はほとんどいません。

どのように自己PRを考え、書いていったらいいのでしょうか。

自己PRの考え方や書き方について確認していきましょう。

自己PRは何のために行うのかを理解しておこう

就活ではESや面接において、自己PRを求められる機会が非常に多くあります。

大多数の企業が就活生に対して自己PRを求めるわけですので、自己PRがそれだけ重要と見なされる理由があると考えるのが自然でしょう。

自己PRによって、企業は就活生の何を見ているのでしょうか。

まず、自己PRで紹介された強みや長所が自社の社風や求める人材像に合っているかを確認する意味があります。

ただし、自己PRの内容そのものだけが見られているわけではありません。

どのような点を自分の強みととらえ、どう伝えているかによって、その学生の人柄や熱意が伝わることがあります。

就活生には基本的に就業経験がありませんので、社会人としての実績は問うことができません。

そこで、就活生の人柄やポテンシャルを知るために、自己PRを行ってもらうわけです。

良い自己PRとはどのようなものか

自己PRでは、しばしば具体例が必要と言われます。

単に「私の強みは〇〇です」と述べただけでは、なぜそう言えるのかが伝わりません。

そこで、具体的なエピソードを紹介することによって、自己PRに説得力を持たせるのです。

しかし、前に述べた通り学生にはビジネスパーソンとしての実績がありません。

ときどき、「アルバイトで店長補佐まで昇進しました」「サークルで部長を務めました」といったことを実績のように伝える人がいますが、社会人から見るとどちらも実績とは言えないレベルのものです。

何をしてきたのか、という活動内容にフォーカスするのではなく、その活動にどのような姿勢で取り組み、問題点をどう解決していったのかというプロセスを伝えることが重要です。

良い自己PRは、実績や結果ではなくそこに至るプロセスに重きを置いて伝えることができている自己PRのことなのです。

自己PRは自分を売り込むためのコピーライティング

自己PRとは、ひと言で表すと「自分を売り込むためのコピーライティング」です。

自分という商品をPRするには、どういった広告を打ったらいいのかを考えるというわけです。

ここで重要になるのが、コピーライティングは「どのように受け取られるか」が勝負という点です。

自分ではアピールできていると思っても、相手にうまく伝わっていなければコピーとしては失敗と言わざるを得ません。

自分の長所や強みを最大限にアピールし、相手に届けるという目的をまずは確認しておきましょう。

その上で、まずは自分の強みや長所を表す言葉を決めましょう。

粘り強い、計画的、周囲に気を配ることができる、といったように、自分の強みを表す言葉を決めるのです。

ここで注意が必要なのは、あまりにも当たり前のことを強みに設定しないことです。

たとえば、「努力できる」「時間を守る」といったことは、社会人になれば当然やるべきことであって、強みとは言えません。

他の人とかぶること自体は問題ないので、自分の強みを表す言葉を始めに決めておきましょう。

自分の長所や強みを象徴するエピソードを見つける

自己PRを考える上で大きな柱となるのが「エピソード」です。

強みや長所をただ述べるのではなく、なぜそれが強み・長所と言えるのか、具体的なエピソードを交えて伝えることで説得力が増すのです。

学生生活や日常生活の中で印象的と思われる場面を振り返り、自分の強みや長所を象徴するものを探していきましょう。

自分の好きなことや休日の過ごし方、交友関係、アルバイトやサークルでの出来事、ゼミなど学業での取り組みといったように、切り口はいくつもあるはずです。

エピソードと言っても特に独創的なものでないといけないわけではありません。

反対に、エピソードの内容自体が悪目立ちしてしまうと印象が良くないことも考えられます。

ありふれたことでもいいので、自分の強みを伝える上で有効と思われるエピソードを探しましょう。

基本的な自己PRの流れに当てはめて構成を考える

自己PRには「王道」のパターンがあります。

はじめに結論を述べるのは、自己PRを書く上で必ず実践したい書き方です。

「私の強みは〇〇なことです」と、冒頭で自身の強み・長所をまず述べましょう。

続けて、なぜそう言えるのか、理由や根拠にあたる部分を述べていきます。

そして、エピソードを具体例として挿入することで説得力を持たせます。

この「結論→根拠→具体例」という流れに当てはめることで、自己PRの構成を考えやすくなるはずです。

慣れないうちは下書きとして「結論」「根拠」「具体例」と3つに分けておき、それぞれのパートをつなぎ合わせて自己PR全体を完成させるようにすると取りかかりやすいでしょう。

自己PRは自分の強みを自分の言葉で述べることが重要ですが、基本的な流れや構成の仕方を知っておくことで書きやすくなります。

自己PRの考え方と書き方を理解し、効果的な自己PRを書けるように練習してみましょう。

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