自己PRでの「好奇心」の考え方、例文
ただし、好奇心が強いことは社会人として短所と見られることもありますので、伝え方には注意が必要です。
自己PRで好奇心について伝える場合のポイントと例文を見ていきましょう。
好奇心を自己PRで伝えることのメリットとは?
好奇心が社会人として評価されやすいのは、積極性と結びつきやすいからです。
初めて見るものに対して強く興味を惹かれるからこそ、率先して調べたり物怖じせず取り組んだりすることができるのです。
社会人になると、初めは新しく覚えることばかりですので、何事にも興味を示して前向きに取り組むことができることは長所として活かせるはずです。
また、新規事業など社内の誰もが経験したことがない分野でも、積極的に取り組む主体性に期待を寄せてもらえる可能性もあります。
このように、好奇心をアピールすることにはさまざまなメリットがあるのです。
好奇心が強いことは短所ととらえられることもある?
好奇心の強さをアピールすることには、メリットばかりでなくデメリットもあることを知っておきましょう。
新しいことに次々と興味を示すということは、裏を返せば「飽きっぽい」「1つのことにじっくり取り組むのが苦手」と見ることもできるのです。
また、自分の興味が赴くままに行動してしまう一面があると見なされると、周りが見えていないと思われる可能性もあります。
こうしたデメリットを避けるには、一度興味を持ったことにはじっくり取り組む一面もあることを伝えるか、あるいは欠点でもあることを自覚していることを伝え、自身を客観視できていることをアピールするといいでしょう。
20代で正社員への就職・転職
好奇心をアピールする自己PRの例文
私は新しいことや未知のことに対して強く興味を惹かれ、行動に移すことができる人間です。
大学2年のとき、ずっと行ってみたかったインドに一人旅をしました。
現地のことをほぼ全く知らない状態から、情報を収集して旅行の計画を練りました。
新しいものに触れる経験をしたいからこそ、そこにあるリスクを前もってよく調べ、計画に織り込んでおくのが私の信条です。
インドには1週間滞在しましたが、途中、日本人旅行者から観光地の場所を聞かれ、案内したことがありました。
インドに何度も来ているのかと聞かれ、今回が初めてと答えたところ、驚かれました。
このように、強い好奇心に突き動かされて情報を収集し、綿密な計画を立てる私の長所は、社会人になって新しい仕事を覚えるとき役立てることができると考えています。
これからは変化の激しい時代ですので、たとえば新規事業にチャレンジする機会があれば、ぜひ積極的に携わっていきたいです。
この記事のまとめ
好奇心を持ち続け、新しいことにも積極的に取り組めることは、社会人として活かせる長所です。
ただし、単に飽きっぽく1つのことが長続きしないのではないこと、リスクも勘案する計画性があることなどを同時にアピールすると、説得力のある自己PRになるはずです。
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