自己分析の診断ツールはどんなのがある?
そんなときに便利なのが、自己分析をサポートしてくれる診断ツールです。
無料登録で使えるものから、有料のツールまでありますが、ここでは無料で利用できるものを3つ紹介します。
社会人基礎力が診断できるAnalyzeU+
AnalyzeU+とは、OfferBoxという就活サイトが提供している自己分析ツールです。
質問に答えていくことで、経済産業省が定めている社会人基礎力の中で自分の強みを教えてもらえます。
たとえば、前に踏み出す力、考え抜く力、チームで働く力の3つの項目をさらに11の能力要素に分類した中で、具体的にどの点が自分の強みになるのかが分かるのです。
質問は全部で250問ほどありますので少々時間はかかりますが、一度診断しておくと自己分析の軸にできる参考資料になるはずです。
AnalyzeU+は、自分が社会人としてどのような力を発揮しやすいかを分析するのに向いているツールです。
利用するには、OfferBoxへの会員登録が必要になります。
登録はもちろん無料ですので、どの自己分析ツールを利用すればいいかよく分からない人は、手始めにAnalyzeU+から始めてみるといでしょう。
自分に合った業種や職種を教えてくれるマイナビ適職診断
就活サイトのマイナビも、適職診断という形で自己分析ツールを提供しています。
マイナビの適職診断の特徴の1つとして、業界別の適性ランキングが分かることが挙げられます。
診断結果から、自分の性格や行動の傾向に合った業界を適合度順にスコアで示してくれるのです。
自己分析を、その後の業界研究や企業研究へとスムーズにつなげたい人にとっては、ぴったりのツールと言えるでしょう。
また、漠然と「自分について振り返ってみましょう」と言われてもピンとこない人は、自分がどのような業界に向いている性格なのかを知ることで、就活に取り組むイメージを持ちやすくなることもあります。
たとえば「コミュニケーション能力を活かせる仕事が向いています」と言われるよりも、「サービス業やレジャー業界が向いています」と言われたほうが分かりやすく、就活の方向性を決めやすくなるケースもあるはずです。
就活で自己分析結果をしっかりと活用したい人は、マイナビの適職診断を受けてみるといいでしょう。
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自分を客観的に深く知ることができるエニアグラム
エニアグラムとは、個人の特性を9つのタイプに分類し、自分の性格の傾向を理解することで自分を受け入れやすくなる、といった主旨の診断になります。
エニアグラムはもともと就活の自己分析のために開発されたものではなく、その起原は今から2000年以上もさかのぼるほど、古くからある性格分析の手法です。
近年では組織内でのコミュニケーションを円滑化する目的で、従業員にエニアグラムを受けてもらう企業もあります。
このように、エニアグラムは心理テストや占いではなく、自分について本質的に知るためのツールと言えます。
面接で採用担当者と向き合って話す際などに、自分をしっかりと客観視できていれば、慣れない場でもしっかりと自分の考えを述べることができるはずです。
就活を進める上で、自分に向いている仕事を手軽に知ることができたり、自分の性格の傾向を簡単に知ることができたりする診断ツールは便利ですが、自分の本質をしっかりと理解できることも非常に重要です。
表面的な診断結果ではなく、じっくりと自分と向き合う自己分析をしたいという人には、エニアグラムがいいでしょう。
この記事のまとめ
ここで紹介したもの以外にも、自己分析をサポートしてくれるツールはいくつもあります。
ただし、こうしたツールはあくまでも自己分析をサポートするためのものですので、最終的には少々時間がかかってでも自分のことをじっくりと振り返る必要があることは忘れないようにしてください。
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