自己分析の項目、フレームワーク
自己分析に必要な項目には何があるのか、自己分析に役立つフレームワークにはどのようなものがあるのか、確認しておきましょう。
自己分析に必要な項目を知ろう!視点を変えて分析するのがポイント
まずは、どのような視点で自己分析をしたらいいのかをつかむことが大切です。
そのために、自己分析に必要な項目を知ることから始めましょう。
たとえば、
・好きなもの、好きなこと
・今までにがんばったこと
・嬉しかったこと、喜びを感じること
・悔しかったこと、挫折したこと
・成功したこと、うまくできたこと
・苦手なこと、嫌いなこと
といったように、自分の一面を表すと思われる項目を挙げておき、思いつくままに紙に書き出していくのです。
もちろん、すべての項目がまんべんなく出そろうのが理想ですが、書きやすいところから挙げていけば問題ありません。
たとえば、「成功したこと」はすぐに思い浮かばないけれども、「好きなこと」や「嬉しかったこと」はいくつか書くことができる、といった取り組み方でいいのです。
はじめは気軽に書き出していき、思いつくことがなくなってきたら、いったんペンを置きましょう。
実は、思いつくままに書き出してみて、これ以上書けないと感じたところからが自己分析の頑張りどころです。
自分でも気づきにくい一面は、誰にでもあるものです。
そこで、漏れをできるだけ防ぐためのフレームワークを使って、さらに自己分析を深めていきます。
自己分析に役立つフレームワークその1「マインドマップ」
自分に関する情報を網羅的に書き出すための手法として、マインドマップと呼ばれるフレームワークがあります。
大きな紙を用意し、中央に自分の名前を書きましょう。
そして、自分にとっていま関わりが強いと感じられるもの、たとえばサークル、友達、アルバイト…といったものを書き、自分から「枝」を出すような形で描いていきます。
さらに、サークルであれば「仲間」「練習」「コミュニケーション」といったように、サークル活動を行う中で自分が何気なく行っていることを枝分かれするように書き出していくのです。
こうすることで、自分がいまどのようなことに関わっていて、どこでどのような力を(気づかないうちに)発揮しているのかが見えてきます。
マインドマップは、とにかく思いつくままに連想していき、たとえ取るに足らないと思えるようなことでも書き出していくのがコツです。
たとえば、サークルで出会った仲間の影響で好きなファッションの傾向が変わった経験があるとすれば、そのことも書き出して構いません。
「これは就活には関係ない」などと壁を作ってしまうことなく思いつくままに書き出すことで、これまで気づかなかった興味関心の傾向が分かってくることもあるからです。
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自己分析に役立つフレームワークその2「SWOT分析」
SWOT分析は、外資系コンサルなどが目標達成のためによく用いる手法です。
これを自己分析に応用すると、自分がこれから取るべき戦略が見えやすくなります。
まず紙に四角を書き、その四角を4分割します。
そして、左上の四角から時計回りに、強み(Strengths)・弱み(Weaknesses)・脅威(Threats)・機会(Opportunities)を当てはめていきます。
左側にある強みと機会はプラス要因、右側にある弱みと脅威はマイナス要因にあたります。
準備ができたらそれぞれの項目をかけ合わせ、自分がこれから取り組んでいけそうなことや、反対に避けておきたいことを書き出していきます。
たとえば、強み+機会には「明るい+友達が多い=情報交換を積極的に行う」、弱み+脅威には「計画を立てるのが苦手+趣味の時間が多くなりがち=就活のための時間を確保する方法を考える」といったように、自分が今後取るべき行動や心がけておくべきことが見えてくるというわけです。
この記事のまとめ
自己分析にはさまざまな方法がありますので、ここで紹介したのはあくまでも一例です。
しかし、どの方法においても大切なのは、頭の中で考えるだけでなく、実際に紙に書き出して可視化することです。
書き出すことで自分の考えが視覚的に確認できるようになり、考えがまとまりやすくなるのです。
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