理系のインターンシップ

文系の学生が学士3年で就活をするのに対して、理系の学生は修士まで進むこともめずらしくありません。

ずっと研究室に缶詰状態になっていて、インターンシップ参加どころではない、という人もいることでしょう。

理系の学生がインターンシップの機会をうまく活用するには、どうしたらいいのでしょうか。





理系の学生がインターンシップに参加するのが難しい理由とは?

理系の学生がインターンシップに参加しづらいとよく言われるのは「研究で多忙だから」です。

学部にもよりますが、ずっと研究室に籠もって日夜研究に追われてしまい、合間を縫ってインターンシップ参加など無理と感じる人もいるはずです。

その点、文系の学部の多くが3年、4年になると講義数が減り、自由に使える時間が増えていきます。

そのため、文系の学生は就活に本腰を入れやすいのです。

では、理系の学生はインターンシップに参加できないかと言うと、決してそんなことはありません。

参加するインターンシップの種類と時期を工夫すればいいのです。

理系の学生が参加できるインターンシップとは?

インターンシップは企業によってさまざまな種類があります。

インターンシップの期間や目的も多種多様なのですが、中には「理系の学生を対象とした」インターンシップも存在します。

理系の学生の多くは研究で忙しいため、短期集中で行われるのが特徴です。

しかし、短期なので就活本番に関係ないかというと、そうとも限りません。

夏インターンと冬インターンであれば、冬インターンのほうがより内定に結びつきやすいと言われることがあります。

ただし、企業によっては夏インターンであっても研究内容や能力次第で理系の学生を採用候補とする場合があるのです。

研究で得た知見を実務で活かしやすいのが理系の強みです。

企業が求める人材であれば、夏インターン・冬インターンの区別なく、内定に結びつく可能性は十分にあります。

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理系の学生がインターンシップに参加するメリットとは?

忙しい研究の合間に時間を作ってでもインターンシップに参加する目的の1つが、内定に近づいておくためであることは間違いありません。

これ以外にも、インターンシップに参加することで就活への意識が高まり、自己分析や企業分析をやらなくてはいけないと実感できるようになるメリットもあります。

インターンシップで出会った就活生と情報交換できたり、人脈を広げたりできるメリットもあります。

このように、理系の学生が少々無理をしてでもインターンシップに参加するメリットは十分にあるのです。

この記事のまとめ

インターンシップは実質的に就活の0次選考のようなものです。

本番の就活に向けてスタートダッシュを切っておく意味でも、理系の学生の皆さんにもぜひ積極的に参加を検討していただきたいです。

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