インターンシップは内定、採用と関係ある?

インターンシップに参加するべきかどうかを考えるとき、決め手の1つとなるのが「内定や採用と関係あるのか?」でしょう。

参加することよって内定・採用へと直結するのであれば、参加する意味が十分にあるからです。

一方で、インターンシップは内定・採用に関係ないと言う人もいます。

一体、どちらが本当なのでしょうか?





インターンシップが内定・採用と関係ないと言われる理由

インターンシップには、大きく分けて2種類があります。

1つは、純粋に学生にとって応募先の業界や企業を検討するための「勉強の場」として提供されるものです。

もう1つは、企業側が優秀な学生を見極め、就職活動が始まる前に囲っておくことを目的としたインターンシップです。

企業によってはインターン生の選考段階から厳選し、内定候補者として見ている場合もあります。

ただ、大多数の企業はインターン生を本採用するかどうか、前もって明確に伝えません。

よほど優秀な学生がいれば採用したいと考える場合もありますが、「〇名は必ず採用する」と決めているわけではないからです。

よって、インターン生の中には、単に職場体験をしただけで全く声がかからなかった、という人も少なからずいることになります。

そのため、インターンシップに参加しても意味がない、という声があがってくるものと思われます。

内定・採用へとつながるインターンシップとは?

インターンシップには1日だけで終わるものもあれば、2週間や1ヶ月といった比較的中期のもの、1ヶ月以上の長期を要するものがあります。

1日だけのインターンシップでは、どの学生が優秀なのか判断することはほぼ不可能です。

よって、内定や採用に結びつくこともまずないと思っておいたほうがいいでしょう。

反対に、1ヶ月以上のインターンシップとなると、企業側もインターン生の選考段階でじっくりと厳選していることが多く、内定直結型である可能性が高いと考えられます。

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インターンシップに参加したほうが内定を獲得しやすいケースとは?

業種や企業のタイプによっては、インターンシップへの参加が内定・採用に深く関わっていることがあります。

たとえば、外資系企業ではインターンシップに参加することが、実質的に本採用の条件のようになっていることがめずらしくありません。

他にも、IT系企業にエンジニアとして入社する場合、プログラミングの技量はESだけでは伝わらないため、インターンシップで実際にコードを書いてもらう場合があります。

また、人気業種の1つで競争率が高い商社なども、インターンシップへの参加が内定につながる傾向があります。

この記事のまとめ

インターンシップは参加必須のものではありませんし、必ずしも内定・採用に直結するわけではありません。

しかし、内定・採用へとつながる場合もあるのは事実なので、志望度の高い企業であればぜひ参加しておきましょう。

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