キャリアプランの考え方、立て方

(読了時間:3分10秒)

現代の日本では、自分で仕事を選び自分で生き方を選択することが可能になっています。

そんな状況の中で「どのようなキャリアプランを考えるのか、立てるのか」が重要になってきています。

「キャリアプランをきちんと考えた方がいい」そんなことを聞いたり考えたりしたことのある方も多いのではないでしょうか。

ではキャリアプランとはどのように考え、立てればいいのでしょうか。

まず自己分析をしよう

キャリアプランを立てるために一番重要なのは、自分がなにをしたいのかを知ることです。

そしてそれを知るためにはなにをすればいいのか。その答えは「自己分析」です。

自己分析にはいくつかのやり方がありますが、ここでは一般的な自己分析のやり方についてご紹介します。

過去を振り返ってみる

自己分析を行うとき、一番はじめにすることは、自分の過去を振り返ることです。

あなたがこれまで生きてきた中で、どんな時に一番やる気を感じたのか。喜びを感じたのか。

そういった今までの自分について振り返ってみます。

たとえば

「文化祭の実行委員になって、みんなを引っ張っていくときにやる気を感じた」
「後輩の指導を行い、感謝されたときに喜びを感じた」

などです。

過去を振り返るときは以下のような質問を自分に投げかけてみるとよいでしょう。

・どういうときに自分は幸せを感じるのか(不幸だと感じるのか)
・なにをしているときが一番楽しいのか(楽しくないのか)
・どんなことをするとやる気がでるのか(でないのか)
・どういうときに人に褒められたか

こうした自分の歴史を振り返ることで、あなた自身について理解が深まります。

今の自分を掘り下げてみる

過去の自分について掘り下げたあとは、「今の自分」についても掘り下げてみましょう。

以下のような点を確認してみるとよいです。

・今、何をしているときに幸せを感じるのか(不幸だと感じるのか)
・今、何をしているときに楽しいと思うのか(楽しくないのか)
・今のあなたにはどんなスキルがあるのか
・どんなスキルを伸ばしてみたいと思っているのか

これらの質問を今の自分に対して行うことで今、自分がどんなことを考えていてどんな可能性を秘めているのかを知ることができます。

あなたはなにがしたいのか

自己分析を行なったあとは、あなたの未来について考えてみましょう。

そのとき大切なのは「自分はなにがしたいのか」を明らかにすることです

たとえば、

・仕事を通して世の中をどうしていきたいと思っているのか
・仕事を通じてどのような価値を社会に与えたいか

こうした、仕事を通じてあなたがしたいことを考えてみましょう。

・IT業界の仕事を通じて、もっと人々が暮らしやすい世の中を作りたい。そのために今まで学んできたwebプログラミングの知識を活かしたい。
・報道の仕事を通じて、社会で「弱者」と呼ばれている人たちを助けたい。それが自分が社会に与えられる価値である。

このように自分がなにをしたいのかを考えます。

このとき、「職業」に当てはめる必要はありません。方法はいったん置いておいて、あなたがなにをしたいのかをじっくり考えてみましょう。

理想の自分を描いてみる

自分がなにをしたいのかが分かったら、その次に理想の自分について考えてみましょう。

自分のやりたいことに対して、リーダーとしてみんなを引っ張って目標達成を目指しているのが理想の自分なのか、はたまた誰かを裏方でサポートしていきたいのか。

そのように、どのようにして働いているのが理想の自分なのかを考えてみましょう。

またこのとき、プライベートも含めて理想の自分を描くようにしましょう。

現代の日本では、仕事と私生活の両方を充実させるようという「ワークライフバランス」という考え方が一般化してきました。

キャリアプランを考える上で、仕事のことだけを考えるような考え方はもはや時代遅れになってきているのです。

仕事と私生活、どちらも含めて「理想の自分の姿」を描いてみてください。

10年後、5年後、3年後、1年後どうなっていたいか?

理想の自分の姿が描けたら、それを短期的な目標に落とし込んでいきましょう。

理想の自分になるために、自分は10年後にどうなっていたいのか。そのために5年後にはどのようになっていたいのか。

そうやって計画を立てていき、最終的には「1年後どうなりたいのか。そのために今なにをするか」と、直近の目標まで落とし込んでいきます。

そしてここではじめて、なりたい自分になるためにどのような仕事をすればいいのかを考えます。

なりたい自分になるために、どういうキャリアを積んでいけばいいのかを考え、そしてそのために次の一歩をどう踏み出せばいいのかを考えましょう。

キャリアプランを考えるためには「自己分析をする」「なにをしたいのか考える」「理想の自分を考える」「短期的な目標まで落とし込む」という方法が効果的です。

途中で煮詰まってしまったら、誰かに相談するなど色々な角度でご自身のキャリアについて考えてみていただければと思います。