便利屋に向いている人とは? 適性や必要な能力を紹介

便利屋に向いている性格・適性

困っている人を放っておけない人

便利屋が請け負う仕事の内容は多岐にわたりますが、それらはお客さまが抱えるさまざまな「困りごと」です。

その内容は生活に密着したものが多く、ときには雑用といえるようなものも多々あります。

そうしたことに対して前向きに取り組んでいくためには、人と関わっていくことが好きで、人の悩みや課題に寄り添って解決することに喜びを見出せる人でなくてはなりません。

困っている事を放っておけない人は、この仕事に向いているでしょう。

さらにその場でお金を頂くことが多いので、自分が人の役に立つ実感がわき、やりがいを感じるという人も非常に多いです。

フットワークが軽い人

組織形態の便利屋の場合、多くはスタッフが交代しながら365日、24時間体制で動いています。

日中だけではなく、早朝や深夜に突然の依頼が入ることも日常茶飯事であり、一つの案件を終えて戻ってきたら、息つく間もなくすぐに次の依頼が舞い込んだりすることもあります。

また、依頼内容によって出向く場所もさまざまであり、なかなか行動の予測が立てづらい仕事です。

こうしたことから、便利屋はフットワーク軽く、いつでもあちこちへ飛び回ることを苦にしない人に向いている仕事だといえるでしょう。

好奇心が旺盛な人

便利屋は、大工仕事から買い物、掃除、送迎、害虫駆除、パソコンや家電の修理など、ありとあらゆる仕事を請け負います。

同じように思える依頼内容でも、よくよく見ていけば1件ごとに依頼人の事情や進め方は異なるものであり、毎日が新しいことへのチャレンジとなるでしょう。

いわゆるオフィスワークやルーティンワークとは程遠い仕事内容となるため、好奇心が旺盛で、やったことのないことにも前向きに楽しんで取り組める人が便利屋には適しているといえます。

日々舞い込む仕事に新鮮さを感じ、毎日違うお客さまとの出会いを楽しめる人もこの仕事に向いているといえます。

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便利屋に必要なスキル・能力

便利屋は、お客さまの依頼によって毎日異なる仕事をこなします。

たとえば部屋の掃除という依頼だったとしても、部屋の広さや仕上がりの程度、廃棄物の有無などそれぞれのお客さまによって望むレベルは異なります。

そのため、お客さまのニーズを引き出し、臨機応変に対応できる能力がなくては、この仕事は務まりません。

便利屋には、いわゆる「マニュアル通り」という仕事はほとんどありません。

その場その場で自分の頭で考えなくてはならないことも多いため、冷静な判断力も求められるでしょう。

便利屋に向いていないのはどんな人?

便利屋は、個人で働く人が多いため、コミュニケーション能力やチームワークを発揮することが少ないと考えられがちです。

しかし、実際に仕事をする際はお客さまと入念にコミュニケーションをとらなければ、作業をすることができません。

また、一人では対処しきれない依頼が舞い込んだときには、仲間の便利屋やアルバイト、業者などとともにチームワークを発揮して作業に当たらなければならないこともあります。

一人で黙々と作業ができると考えている人も多いですが、コミュニケーション能力やチームワークも必要な仕事だということを知っておきましょう。