トリマーの仕事でよかったと感じる時
トリマーの仕事は、どのようなイメージでしょうか?
仕事なので、もちろん大変なこともありますが、トリマーでよかったと感じることも多くあります。
今回は、私がトリマーとして働いてよかったと感じる時について紹介します。
飼い主様に喜んでもらえる時
トリマーのやりがいをもっとも感じるのは、やはり飼い主様に喜んでもらえることです。
トリミングした後のペットを見て、「次回もお願いします!」と言われると、信頼されたことを感じ、自信にもつながります。
飼い主様に指名されることもあり、プレッシャーを感じることもありますが、トリマーとしてもカット経験のある犬はスムーズに作業を行いやすく、効率が良くなります。
さらに、担当した犬が喜んでトリミングに来る姿や、トリミング中やトリミング後もしっぽを振ってくれるとこちらもやりがいを感じられるのです。
お手入れ方法などのアドバイスができた時
トリマーとして、自宅でもできるお手入れのアドバイスをすることも多くあります。
トリミングをお店で行う以外にも、飼い主の方が自宅で簡単にできるお手入れ方法を紹介することも大切な仕事です。
ブラッシングだけでも、やり方を説明すると自宅では違ったやり方をしていたために、毛がもつれていたというケースも少なくありません。
そのような時は、飼い主の方のやり方を否定せずに「こうした方が、より効果的です」などのアドバイスを行います。
自宅でのお手入れ方法をアドバイスすることは、トリマーにもメリットがあります。
それは、もつれや汚れが減ることでトリマーの作業負担が減ることです。
さらに、飼い主の方がしっかりペットとコミュニケーションをとることで、ペット自身のトリミングへの恐怖心が減り、犬のストレス軽減にもつながるのです。
仕事中に動物と遊べる時
犬のお手入れ中も、犬の性格によっては遊びを取り入れながら作業することがあります。
また、お預かりする犬などは、一緒に遊びストレスを軽減させることも大切な仕事になります。
ペットショップや動物病院では、スタッフが自身のペットを連れて出勤することも多いため、閉店後に職場内でスタッフのペットが遊んでいる中で仕事をするという状況も多くあります。
ペットと一緒に出勤ができる
トリマーをしている人の多くは、自身も犬を飼っている人が多くいます。
そのため、ペットと一緒に出勤したり、空いた時間に自分でトリミングしたりすることもあります。
私は、動物病院でトリマーをしているので、ペットのトリミングや予防接種、体調不良の時には一緒に出勤しています。
特に、体調が心配で留守番をさせたくない時に一緒に出勤できることは大きなメリットだと思います。
ペットも手の空いたスタッフが遊んでくれたり、トイレに連れて行ってもらえたり、おやつをもらえたりすることで、自宅で留守番をするよりも楽しく過ごせていると感じることも多くあります。