私が花屋を目指したきっかけと実際になってから感じたこと
小さい頃の夢といえば「花屋」である方も多かったと思います。私もその1人ですが、花屋を目指した理由となってから感じたことを詳しく紹介します。
花屋を目指したきっかけ
私が花屋を目指したきっかけは近所の花屋さんです。
小さい頃ピアノの発表会があるたびに、近所の花屋さんに行って自分で好きな花を選んでお店の方に花束を作っていただいていました。
そこから植物が好きになり、高校も専門学校も全て植物関連の学校を選び進学しました。
花屋になるために努力したこと
技術を磨く
花を取り扱う技術面での上達は回数をこなすこと以外に無いと思います。
とにかく何回も練習すること、また花を練習しない期間があるとそのぶんブランクができ、下手になってしまうと今でも実感します。
時間が取れる限り練習することが大切です。
上手な人を参考にする
先生や上手な人の作り方や自分の花を作る時の癖をしっかり理解することが大切だと思います。
今の時代ではSNSや動画サイトに日本や海外の有名なフローリストの方が動画沢山あるので、たくさん観て良いところを盗んで勉強することが大切だと思います。
花屋になって感じたこと
花屋になるまでよりも花屋になってから努力することがたくさんあると感じました。
地域や自分が働く環境によって、求められる花のスタイルは変わります。
柔軟に対応するためには知識はもちろんお客様に対応できるだけの技術が必要です。
しかし、大変なことはたくさんありますが、なにより仕事をしていると楽しさを感じることがとても多かったです。
花屋を退職すると特に仕事をしていた時の楽しさを思い出すことが多いです。
朝早くから植物に触れ、1日中植物の世話をしたり、アレンジメントを作ったりと常に植物と触れ合い身体を動かす仕事なので、仕事をしていると身体が元気になるような気持ちにもなりました。
お客様から自分の作った花束を褒められるととても嬉しかったですし、目に見えて自分が考案したスタイルのアレンジや商品が人気になるととても嬉しかったです。
また、同僚も同じように植物が好きな人ばかりなので、日常で話す友人や家族とは全く違う自分の好きな分野の話が活発にできる人達に囲まれて仕事ができることもとても幸せなことだと感じました。
毎日同じ表情をする植物も、全く同じ顔をした植物も存在しません。
生きている商品を扱う楽しさはそこに魅力があると感じました。
また、店舗で仕事をしている場合は店舗だけで完結するのではなく、違う会社の花屋さんや違う店舗に行くだけでもお店の雰囲気が変わるので、飽きることなく仕事ができると思います。