社会福祉士のプライベートは?典型3パターン&やめた方がいいのは〇〇
「社会福祉士のプライベートってどうなの?」
「社会福祉士のプライベートは充実してる?」
「社会福祉士は残業だらけ?」
こういったギモンのある方へ。
私は社会福祉士・精神保健福祉士で、働きながらブログサイト「しゃふくさん」を運営している「ぱーぱす」といいます。
社会福祉士のプライベートが気になる人は多いと思います。
「社会福祉士は病む?」なんてイメージがある人もいますよね。
私も学生の頃は「仕事で自分が病んでしまいそう…」と不安になっていました。
でも、プライベートの過ごし方を工夫して、健康に続られています。
この記事では、社会福祉士のプライベートをお伝えします。
とはいっても、情報源は私や周りの社会福祉士なので、偏っています。ごめんなさいね。
(社会福祉士のプライベートについての公式調査はないので・・・)
「そんな少ない情報源で社会福祉士のプライベートがわかるかな?」と思われるかもしれません。
まあ・・・それは確かにその通りです。
しかし、わたしの現場経験は約12年で、働きながら集めてきた生情報(?)をもっています。
社会福祉士のリアルに近づくことはできるでしょう。
この記事を読むと、次の3つがわかるはずです。
①社会福祉士のプライベートは「平日の夜」と「土日祝」が多い理由
②社会福祉士のプライベートの典型3パターン
③社会福祉士ならやめたほうがいいプライベートの過ごし方
未来へ向かっての一歩、この記事で進んでみてください。
それではまいりましょう!
社会福祉士のプライベート時間は「平日の夜」と「土日祝」がメイン
社会福祉士のプライベート時間は、主に「平日の夜」と「土日祝」です。
なぜなら、社会福祉士が働く時間は、平日の日中が多いからです。
平日の日中に働くワケは、私たちが「相談支援」の専門職だからです。
相談支援は、相手と直接やりとりをします。電話であれ、対面であれ、リアルタイムにします。
SNSやメールといった手段も増えてきましたが、あくまでサブ。補助的な位置づけが多いでしょう。
したがって、社会福祉士が働く時間は、世のみなさまが起きている時間帯。日中なんですね。
例えば、作業所やデイサービスなどの施設では、利用者さんが通って来るのは日中です。遅くまで開いていても、せいぜい夕方~夕食頃まででしょう。
また、病院で働く相談員、MSW(メディカルソーシャルワーカー)も、平日の日中に働きますね。
例外は、入院病棟のある病院や入所施設で働く場合でしょう。宿直や電話当番がある人もいます。
また、特別養護老人ホームなどの高齢者施設では、シフト制で土日出勤のあることもあります。
それでも、社会福祉士の多くは、仕事のメインが相談支援なので、働く時間は平日の日中が多いです。
つまり、社会福祉士のプライベート時間は、たいていは「平日の夜」や「土日祝」ということになります。
社会福祉士のプライベート よくある3パターン
では、社会福祉士はプライベート時間をどのように過ごしているのでしょうか?
「社会福祉士だから」なのかはわかりませんが、大まかには次の3パターンが多いと感じます。
①アウトドアや人と関わる活動をしている
②インドアな活動をしている
③仕事関連のことをしている
パターン1 アウトドアや人と関わる活動をしている
プライベートで、アウトドアや人と関わる活動をしている社会福祉士さんは多いです。
例えば、
・ツーリング
・サイクリング
・キャンプ
・登山
・ボルダリング
・フットサル、バドミントン等のスポーツ
・恋人と会う
・家族と外出
・飲み会
などなど。
仕事とプライベートはきっちり分けて、仕事と関係のない活動をしている人がよくいますね。
誰と一緒に活動するかは、人それぞれです。
一人でアウトドアをする人もいますし、職場の人と一緒に活動する人もいます。
結婚したり子どもがいる社会福祉士さんほど、家族と活動していることが多いですね。
パターン2 インドアな活動をしている
プライベートはインドアな社会福祉士も多いです。
例えば、ネットでYouTube、Amazonプライムを観たり、ゲームをしたり、映画や音楽を鑑賞したり。
社会福祉士が人と関わる専門職だからといって、プライベートでも人と関わっているわけではありません。
むしろ、仕事で人とたくさん関わる反動(ストレス)で、プライベートでは人との関わりを減らしている人が多いように感じます。
(だから、社会福祉士は内向的な人でも大丈夫ですよ!)
パターン3 仕事関連のことをしている
プライベートでも、仕事に関連した活動をしている社会福祉士がいます。
例えば、平日の夜に研修に行ったり、休日に専門書を読んだりする人がいますね。
向上心が高くて素晴らしいし、できる範囲で努力するのはいいことだと思います。
一方で、プライベートを削って働く(働かざるを得ない)社会福祉士も、けっこう多いです。
理由はさまざまで、ネガティブな理由としては
・みんなが残っていて帰りにくい
・仕事を断れない
・人に頼れなくて抱え込む
ポジティブな理由としては、
・頼りにされている
・キャリアアップしたい
・評価されたい
などなど。
社会福祉士として成長できるかもしれませんが、頑張りすぎてバーンアウトしたり、メンタル不調になって休んだり、退職してしまう人がいるのも事実。つまり、諸刃の剣となる働き方です。
やめたほうがいいプライベートの過ごし方
プライベートを削って働くのは、やめたほうがいいです。
そうした働き方をして、数か月、数年たった頃につぶれてしまう社会福祉士をよくみてきました。
社会福祉士には、熱意のある人、自分よりも他人を優先する人が多いです。
それは社会福祉士として素晴らしいことだと思います。
でも、自分のコンディションがよくわからないまま無理を続けていると、ある時になって急にポキッと心が折れてしまう人がいます。
だから、プライベートは、仕事を忘れて過ごすことをオススメします。
上記の「アウトドアや人と関わる活動」「インドアな活動」のいずれでも良いので、仕事を忘れられるくらいに没頭できる活動をしましょう。
没頭している間は、仕事を忘れてリフレッシュできます。特にオススメの活動は、運動です。
すると、プライベートでうまくリフレッシュでき、『よく休み、よく働く』という好循環を生み出すことができます。
結果的には、社会福祉士として粘り強く働き、向上していくことができるのです。
プライベートで仕事関連のことをするのは、余裕ができてから、ゆっくりやればいいのです。
私もそのようにしています。
ちなみに、「社会福祉士は残業が多いかどうか」はハッキリ言えません。職場次第です。私の経験では、定時で帰りやすい職場もあれば、毎日2時間くらいは残業していた職場もありました。
もしプライベートがなくなるほど働かされる職場に入ってしまったら、転職を考えてもいいと思います。
私は転職を2回していますが、いずれも1発合格でした。これは自慢ではなく、周りの社会福祉士の仲間も、転職に困っているのを見たことがありません。
近年、社会福祉士の合格率を上げて、社会福祉士をより多く輩出しようとする動きがあります。社会福祉士国家試験の合格率は、以前は30%ほどでしたが、2024年2月試験の合格率は58.1%で過去最高となりました。
ますます必要とされる社会福祉士は、専門職ゆえに職場がかわってもノウハウを活かせるし、転職に有利なのが強みということです。
社会福祉士のプライベートについて、私の知りうる限りの情報をもとにお伝えしました。
よくあるプライベートの過ごし方を3パターンまとめましたが、実際の社会福祉士はいずれにも偏らない過ごし方の人が多そうです。(私はそうです)
社会福祉士はプライベートを充実させることができます。
よく休まないと、よく働くことはできませんから、プライベートの過ごし方は気を付けてくださいね!
それでは、ぱーぱすでした!