集団面接での自己PR
実際の面接では「自己PRをお願いします」と直接的に言われることもあれば、「長所を教えてください」「自分にキャッチコピーを付けてください」といった質問の仕方をされることもあります。
自己PRの役割を知り、効果的な自己PRのまとめ方を考えていきましょう。
自己PRは集団面接の大きな山場
自己PRは集団面接の大きな山場となる大切な場面です。
個人面接と比べ、集団面接では自己PRの時間も限られたものになりやすいため、しっかりと準備しておきましょう。
学生時代に頑張ってきたことや、これまで努力してきた経験など、自己PR後の質問で面接担当者が「もっと詳しく聞いてみたい」と思えるような内容になっているのがベストです。
単に「私はコツコツと努力するのが得意です」といった言い方に終始するのではなく、体験を織り交ぜることでストーリーとして印象に残す工夫しましょう。
なお、自己PRは志望動機ではありませんので、特に指示がない限りこの段階で志望理由に言及する必要はありません。
あくまで自分の強みや得意なことをアピールするようにしましょう。
自己PRをまとめるコツ
自己PRの内容はその場で即興で考えるのではなく、あらかじめ構成を考え、実際に話す練習までしておくべきです。
集団面接では特に、限られた時間内で自己PRを伝えなくてはならないケースが多いので、最初に結論を述べるようにしましょう。
「私の強みは……です」といったように、端的に伝えるのがコツです。
その上で、なぜそのように考えたのかを体験を踏まえて伝えます。
締めくくりとして、その強みを仕事でどう生かせそうかも言い添えるといいでしょう。
なお、自己PRにかけられる時間は企業ごとに異なります。
面接当日に「3分」「1分程度」といった指定をされて焦らないよう、フルサイズで話す場合とショートバージョンで話す場合を用意しておくといいでしょう。
集団面接では自分の持ち時間を大幅に超えて話しつづけていると、他の学生への配慮が足りない印象を与えますので注意が必要です。
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集団面接で企業側は自己PRのここを見ている
集団面接の自己PRでは話す内容もさることながら、話しぶりや言葉の選び方なども見られています。
どのような人物・性格なのか、コミュニケーションを図るのは得意そうか、全体として好印象を与える人物なのか、といった点です。
間違っても、自分の自己PRを良く見せようとして他の学生が話していた自己PRの内容を否定するような発言をしてはいけません。
また、前もって提出済のエントリーシートに記載した自己PRと整合性が取れていることも重要です。
できれば、面接での自己PRのパターンが固まってからエントリーシートを書くようにしましょう。
この記事のまとめ
集団面接は、同じグループの学生がどのような自己PRをしているのか聞く絶好の機会でもあります。
他の学生の話し方を参考にして、自身の自己PRをブラッシュアップしていくと効果的です。
初回の面接前には、就活生同士で自己PRを見せ合うなど、実際に人前で話す機会を設けて練習しておくといいでしょう。
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