面接での自己紹介
学生が自身のことを最初に知ってもらう機会であり、第一印象を大きく左右する場面と言えるでしょう。
自己紹介の目的や話す内容について確認していきましょう。
面接で自己紹介をさせる目的とは?
企業にエントリーする時点で、エントリーシートを提出しているはずです。
エントリーシートには、詳細な経歴や志望動機、自己PRなどが記載されていますので、改めて自己紹介しなくても面接官はひととおりのことは把握しています。
では、なぜ自己紹介の時間を設けるのでしょうか。
理由の1つには「アイスブレイク」があります。
初対面の人同士が話すわけですから、どうしても最初は緊張や警戒感がある状態です。
そこで、自己紹介を挟むことで緊張を和らげ、話しやすい雰囲気づくりをしたいという狙いがあります。
もう1つは、自己紹介を通じてその学生のことを知りたいという思いがあります。
エントリーシートに書かれている文字だけでは伝わらない、人柄や雰囲気を知るには、話を直接聞いてみるのが近道です。
話す内容だけでなく、話しぶりも含めて見られているのです。
自己紹介の流れ・話す内容は?
自己紹介で話す内容は、あらかじめ面接官から指定されることがありますので、その場合は指定された項目通りに漏れなく話しましょう。
「簡単に自己紹介をお願いします」ということであれば、自分で内容を考えて話す必要があります。
必ず伝えるべきことは、氏名、大学名・学部学科です。
その次に、学生時代に力を入れてきたことや趣味の紹介など、自分のことを知ってもらうための話題を盛り込みます。
最後に、仕事に対する意気込みや目指す社会人像など、意欲が伝わる言葉で締めくくると好印象です。
自己紹介は2〜3分程度でまとめるのが一般的です。
あまり長くならないよう、簡潔・端的に話すことを意識しましょう。
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自己紹介をする上での注意点とは?
自己紹介で見られているのは話す内容だけではありません。
はきはきと話しているか、さわやかな印象を与えるかどうか、といったところも非常に重要です。
話す内容に気を取られてしまい、聞き取りづらくなったり、声が小さくなってしまったりするのは逆効果ですので注意しましょう。
また、よくある失敗例として、自己PRや志望動機と混同してしまう人がいます。
自己PRや志望動機を述べる時間はまた別に設けられるはずですので、面接の冒頭から話すべき内容ではありません。
まずは自分のことを知ってもらい、興味を持ってもらうことが大切なのです。
この記事のまとめ
自己紹介は、他の学生が言わないような変わったことを言って個性をアピールする場ではありません。
話す内容はごく一般的なことでもいいので、話し方や雰囲気から人柄が伝わるようにすることが最も重要です。
話す内容に気を取られないようにするためにも、2〜3分で自己紹介する練習をしておきましょう。
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