自己PRでの「向上心」の考え方、例文
その中であえて向上心をアピールするのであれば、採用担当者の印象に残る何らかの工夫が必要になります。
自己PRで向上心をアピールする場合のポイントと注意点について見ていきましょう。
向上心は自己PRのテーマとしてありふれている?
向上心は自己PRでよくあるテーマの1つです。
私は向上心のある人間です、といった書き出しにしてしまうと、他の就活生と完全に被ってしまう可能性が高いでしょう。
向上心をアピールしたいのであれば、向上心という言葉をストレートに使うのではなく、別の表現に言い換えることが大切です。
向上心そのものは社会人になってからも必要な資質ですので、自信を持ってアピールして問題ありません。
伝え方を工夫することで、ありふれた自己PRになるのを防ぐことができるのです。
自己PRで向上心をアピールする場合の注意点とは?
向上心とはより上を目指そうとすることですが、なぜ上を目指したいのかという理由と、どのように上を目指したのかという方法が不明瞭だと、漠然とした自己PRになってしまうため注意が必要です。
現状よりも良くしたいと感じたきっかけや、頑張りたいと思うようになった出来事が明確になっていると、伝わりやすい自己PRになります。
また、どのレベルのことを向上心と言うのかは人によって異なるため、具体例や数値を挙げるなどして客観的に分かるようにすることも重要です。
向上心をアピールするためのエピソード選びにも気を配りましょう。
たとえば、「遅刻癖があったので遅刻しないように気をつけた」などは当たり前の心がけであり、向上心には入らないと思われる可能性があります。
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自己PRで向上心をアピールするための例文
私の強みは、現状に満足せずより良するために自分に厳しくできることです。
中学からテニスを続けており、大学でもテニス部に所属していますが、入学した当初、周囲には初心者の人もたくさんいました。
私は経験者だったので、部員の中でも上手なほうだと先輩たちに言ってもらえました。
しかし、入部から半年経った頃、自分のテニスの技能が上がっていないことに気がつき、これではいけないと考えるようになりました。
経験者だからと高をくくらず、サーブが上手な先輩のフォームや打点の位置を研究し、メモを書きためては練習前後に何度も読み返しました。
2年になってからは、先輩後輩の区別なく教わりたいことがあれば質問し、自分のフォームを動画で撮影してもらうなどして研究を重ねました。
先日の大会では、ダブルスで準優勝することができ、成長を実感することができました。
入社後も常に上を目指すべく研鑽を重ね、成長し続けていきたいと考えています。
この記事のまとめ
向上心は就活の自己PRで定番と言われているテーマですが、社会人になってから向上心が必要とされるのも事実です。
アピールの仕方を工夫し、伝わりやすい自己PRにすることで、採用担当者の印象に残りやすくすることが大切です。
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