企業研究のノートの作り方、まとめ方
せっかく企業研究で得たはずの情報を、あとになって忘れてしまったらもったいないですよね。
そこで、企業研究ノートを作って情報を集約していく方法を紹介します。
企業研究ノートのまとめ方を知って、企業研究を効果的に進めましょう。
企業研究ノートはルーズリーフがスマート
企業研究ノートは1ページ目から順に、びっしりと書き連ねていくものではありません。新しい情報を得るたびにノートを開き、情報を追加していくためのものです。
また、企業研究を進める中で志望順位が変化したり、業界そのものに対する興味関心が変わったりすることも考えられます。
そこで、ページが固定されているノートではなく、順序の入れかえやページの増減がしやすいルーズリーフを使うことをおすすめします。
ルーズリーフを使うことで、たとえば企業説明会で聞いたことはルーズリーフ1枚にサッと記入しておき、帰宅してからバインダに綴じるといったことも可能です。
こうすれば、企業説明会で書いたメモを企業研究ノートに書き写す手間が省けます。
ただし、ルーズリーフはバラバラになりやすいので、その都度しっかりと管理するようにしましょう。
テンプレートに沿って記入していこう
企業研究ノートをまとめていくコツは、テンプレートを事前に作っておき、各項目を「埋める」ようにしていくことです。
実際に企業研究をしてみると分かるはずですが、企業ホームページの構成や書き方は企業ごとにバラバラであるため、1社ごとに要点をまとめていると大変な労力がかかり、いくら時間があっても足りなくなってしまいます。
必ず押さえておくべき項目を前もって書き出し、必要な情報を拾い出すようにしていくと効率的に進めることができます。
企業ホームページや求人ページを見ても分からない項目は、とりあえず空欄にしておきます。
後日、企業説明会に参加した際、詳しい話を聞くことができるかもしれません。
20代で正社員への就職・転職
余白を大きく取って随時アップデートしよう
企業研究ノートをまとめていくとき、一度で全ての情報を完璧にまとめてしまおうとしないことが大切です。
企業研究は1回で済むものではなく、後日新たな情報を得たときに書き足していくことで、少しずつ情報を充実させていくものになります。
よって、企業研究ノートは最初からびっしりと余白のない構成にせず、余白を広めに取って後から書き加えやすいようにしておきましょう。
このように、企業研究ノートは単なる「まとめ」ではなく、随時アップデートされるノートです。
実際、企業活動は毎日行われ、事業は随時変化していますので、以前調べたことが1ヶ月後も変わっていないという保証はありません。
企業研究ノートに記載するときは、情報を追加した日付を記入しておくといいでしょう。後日見返したとき、情報がいつのものであるのかわかりやすくなります。
就活ノートとしても活用しよう
企業研究ノートを作っていくと、興味のある企業や志望順位の高い企業の情報が、自然とたくさん集まってくるはずです。
そして、いよいよエントリーする企業が決まり応募や選考へと進むことになりますが、複数社に応募するケースがほとんどですので、進捗管理やスケジュール管理も就職活動を進める上で重要になってきます。
企業研究ノートにルーズリーフを追加して、各社の説明会日時や応募状況、選考日時といったスケジュール管理も行えるようにすると、企業研究ノートをそのまま就活ノートとして利用することができます。
情報を1冊のノートで一元管理することで、たとえば面接日時を確認するついでに企業情報をざっと見直しておく、といったことが可能になります。
面接の前日にあわてて企業情報を調べ直すことになってしまった、といったことにならないよう、情報を一箇所にまとめてくことが大切です。
この記事のまとめ
企業研究ノートを作成するときには、ノートを作る目的と、今後どのように活用するためのノートなのかを確認しておくと、実際に「使える」ノートになるでしょう。
こうして作成した企業研究ノートは、入社が決まり働き始めてからも、競合他社についての基礎的な知識として役に立つことがあります。
ぜひ企業研究ノートを作成して、各社に関する知識を深めてみてください。
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