「デフォ」とは
今回はこの「デフォ」についてお話します。
「デフォ」の意味は
「デフォ」、IT用語、と来れば、何となくピンと来るのではないのでしょうか。お察しの通り「デフォ」は「デフォルト」のことです。
「デフォルト」は英語「default」のこと。「義務の不履行」、「怠慢」、「債務不履行」、「欠席」、「欠場」などの意味があります。
テニスでいう「デフォ」もやはり「default」の略称ですが、これは「欠場」を意味し、「デフォ勝ち」とは相手の欠場による勝利という意味となります。
ビジネスシーンで使用される「デフォ」はコンピュータに由来しています。
・そのようになっていて当然の状態
・何もいじらないそのままの状態
・カスタマイズされていない状態
・当たり前の状態
こうした意味は使われているシチュエーションで判断することができます。
どうして「デフォ」というの?
なぜ「デフォルト」と言わずに「デフォ」というのでしょうか?
IT化が進んだ現在ではこの外来語も違和感なく日本語に同化しており、口語化するとたいていの場合、短縮形になるようです。
一般的に「デフォ」は「デフォルト」の略語であり、「デフォルメ」を連想することはまずありません。
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「デフォ」を使った具体的な会話
それでは、「デフォ」はどのように使われるのでしょう? 具体例をみていきましょう。
「デフォ」を使った会話例1
①「あそこの社長、デフォが堅物だから、接待なんかにのってこないよ」
②「今日は勝負メイクしてるの。私の目、一重がデフォだから盛り甲斐があるのよ」
①も②も「デフォ」は「元の状態」、「ありのままの状態」を示しています。
①は取引先の社長の性格(素の状態)について話をしているようです。
②は合コンに参加する女の子達の間で話されている会話の一部です。お化粧をしていない状態(元々の姿)を「デフォ」と表現しています。
「デフォ」を使った会話例2
「仕事用と私事用を区別したスマートフォンの2台持ちは今やデフォですよ。」
ここでの「デフォ」は「当たり前」「その様になっていて当然の状態」であることを示しています。
この記事のまとめ
ビジネスシーンでは「デフォ」が「初期の状態」や「当たり前の状態」であることがわかりました。しかしながら、この言葉は仲間内の砕けた表現と言えるでしょう。
あくまでも口語として仲間内などで使うようにしてはいかがでしょう。
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