転職活動をするまでは聞きなじみの薄い転職エージェントですが、海外拠点も持っておりグローバルに活躍したい人や管理職の人には、他社では見つけられなかった満足できる求人を紹介してもらえる可能性があります。
この記事ではJACリクルートメントの特徴や向いている人についてまとめています。
JACリクルートメントの特徴は?
JACリクルートメントの特徴は次の4つです。
- ハイキャリアに特化
- 担当者が企業と求職者の両面対応
- 外資系・海外勤務希望者への支援に強み
JACリクルートメントの特徴は、20代後半~40代までの実績に自信がある人向けのハイキャリアに特化した転職エージェントであること。
特徴を順にみていきます。
JACリクルートメントの特徴1.ハイキャリアに特化
JACリクルートメントは年収600万円~2,000万円のハイキャリアに特化した転職エージェントです。
役員や幹部職などのエグゼクティブ層やバイリンガル人材もターゲットにしています。
多くの転職エージェントは20代~30代の若手をターゲットにしていますが、JACリクルートメントは30代~40代のミドル層に向けた転職支援に強みがあります。
実際にJACリクルートメントを利用して転職した人の年齢分布は次の通りです。
JACリクルートメントの利用者の年齢分布
これまでの経験を生かしてステップアップしたい、と考える管理職経験者や、経歴に自信のある20代後半の人はJACリクルートメントで、非公開求人を紹介してもらうと良いでしょう。
事業戦略上重要で公開できない非公開求人など、他では扱っていないお宝求人を紹介してもらえるかもしれません。
JACリクルートメントの特徴2.担当者が企業と求職者の両面対応
一般的な転職エージェントは、企業から求人をもらってくる営業担当と、転職したい人の相談に乗るキャリア相談担当で役割が分担されています。
一方、JACリクルートメントは、担当者が企業と求職者の両方に対応する「両面型」という特徴があります。
JACリクルートメントは担当者が直接企業の担当者と接している分、企業の雰囲気や今後の経営方針などの詳細な企業内の情報を教えてもらえます。
面接前に企業の詳しい情報が得られるので、面接対策に活用できるほか、転職後にミスマッチが起こりにくいメリットがあります。
JACリクルートメントの特徴3.外資系・海外勤務希望者への支援に強み
JACリクルートメントはアジア・ヨーロッパの12の国と地域に拠点を持っているので、海外進出している日系企業や現地に拠点を置く外資系企業への転職支援が可能です。
日本・韓国・上海・香港・ベトナム・タイ・マレーシア・シンガポール・インドネシア・インド・イギリス・ドイツ
外資系企業や海外勤務希望者への転職支援ができるのは、グローバルに拠点を持つJACリクルートメントならではといえます。
JACリクルートメントには外国人・バイリンガルの担当者を集めた部門があり、英語や中国語でのレジュメ提出や面接への支援も行っています。
JACリクルートメントはこんな人に向いている!
JACリクルートメントの特徴からわかる、向いている人は次に当てはまる人です。
- 経歴に自信がある人
- 30代~40代の管理職経験者
- グローバルに活躍したい人
経歴に自信がある人
JACリクルートメントは年収600万円以上を中心に大企業や海外に進出している企業の求人を扱っています。
求められる能力が高い分、高年収・好待遇のほかの転職エージェントが持っていない極秘求人を紹介してもらえる可能性があります。
年収交渉もJACリクルートメントに任せることができるので、ステップアップには最適です。
学歴・経歴に自信があり、年収を伸ばしたい人・やりがいのある仕事に就きたい人におすすめの転職エージェントです。
30代~40代の管理職経験者
30代後半になってくると、求人を扱っている転職エージェントが限られてきます。
そんな中、JACリクルートメントを利用して転職した人の約7割が35歳以上です。
責任あるポジションへの転職を目指している方、管理職経験のある方は実績にふさわしい求人を紹介してもらえます。
役員や幹部職クラスの求人も扱っている数少ない転職エージェントです。
グローバルに活躍したい人
転職エージェントは数あれど、海外に拠点を持ち外資系企業や国内企業の海外拠点への転職活動を支援してくれるのはJACリクルートメントならではです。
外資系企業では英語のレジュメと面接が必須のことが多いですが、JACリクルートメントではどちらも支援してもらえます。
JACリクルートメントの担当者が外国人もしくはバイリンガルで構成されているJAC Internationalという部門があり、担当者自身も優秀なので、安心して頼ることができます。
JACリクルートメントに登録するとき気を付けたいことは?
JACリクルートメントは高年収を狙う転職にはもってこいですが、万人向けではありません。
JACリクルートメントに登録する前に以下の注意点を知っておくと良いでしょう。
転職エージェントは複数登録しておく
転職成功のためには、自分に合う転職エージェントを利用することがポイントです。
JACリクルートメントは担当者が優秀である一方、ハイキャリア向けなので親身に相談に乗るというよりは自主性に任される傾向があり、対応がドライだという声もあります。
次の転職エージェントにも登録しておいて、自分に合う方をメインに使っていくと良いでしょう。
- リクルートエージェント:業界最大手。非公開求人を含む20万件の求人があるので選択肢を増やせる。
- マイナビエージェント:20代~30代の若手からの支持が厚い。初めての転職にも親身に対応してくれる
- type転職:東京にしか拠点がないので地方は対応していないが、ITの転職に強い。
経歴によっては求人を紹介してもらえないことも
JACリクルートメントが扱う求人数は多くなく、年収の高い求人が中心です。
- JACリクルートメント:公開求人1万件、非公開求人1.5万件
- リクルートエージェント:公開求人10万件、非公開求人11万件
- マイナビエージェント:公開求人1.5万件、非公開求人2万件
したがって、経歴によっては「あなたに紹介できる求人がありません」と断られてしまう可能性がありますし、未経験の職種への転職を希望している場合にはJACリクルートメントは向いていません。
求人数を補うためには、最大手のリクルートエージェント、20代なら若手に特化しているマイナビエージェントを利用したほうが良いです。
JACリクルートメントの特徴|まとめ
JACリクルートメントの特徴は次の通りです。
- ハイキャリアに特化
- 担当者が企業と求職者の両面対応
- 外資系・海外勤務希望者への支援に強み
経歴に自信のある20代後半から、管理職経験のある40代後半までのハイキャリアの人向けの転職エージェントです。
JACリクルートメントは海外拠点もあるので、海外勤務や外資系企業・バイリンガルの人などの求人を独占して扱っています。
今までの経験を生かしてステップアップしたい方は、自分では探せない求人を紹介してもらえる可能性があるのでおすすめです。