臨床工学技士の初任給と収入アップにつながる転職方法

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臨床工学技士の初任給とキャリアアップについてお伝えします。

また、医療機器メーカーへの転職や収入を上げる道についても考えてみます。

臨床工学技士の基本給と手当

新卒での基本給は就職する病院や企業の規模や最終学歴によって前後します。

およそ18万から22万円の間です。

ここに各種手当、残業代が入り25万円前後となりますが、手取りを考えると20万あれば良い方かと考えられます。

近年では働き方改革を謳う病院も増えたことで、１ヶ月に20から30時間あった残業が10時間前後に減少する、もしくは定時終業を徹底することで、収入が停滞したり減ってしまう傾向にあります。

透析や放射線治療に関連する危険手当は病院によって違うことも理解しましょう。

昇給やキャリアアップ

転職のハードルが低い医療業界において、長く勤続できる環境にある職場は貴重です。

転職する場合は基本的に給与が下がる傾向です。

職場の環境が良ければ長く勤務することで確実に昇給するので、安易に転職するのは避けた方がいいと思われます。

一方で転職する理由は、人間関係や業務の多忙さが挙げられます。

修復不可能な状態、病気になるくらいに悩まされる人間関係の職場であれば早めに転職しましょう。

またキャリアアップを目指して転職される方もいます。

その場合は、計画的に認定資格の取得や学会発表などの院外活動もしっかり行えば待遇の良い転職の可能性が高くなります。

医療機器メーカーを視野に入れる場合

現状においては病院と医療機器メーカーでは医療機器メーカー勤務の方が高収入を狙えます。

しかし、医療機器メーカー側も臨床経験のある臨床工学技士を雇用したい場合が多く、基本的に２年以上経験年数が必要です。

稀に未経験を問わない場合もあります。

循環器関連における医療機器メーカーでの経験ある臨床工学技士の採用は比較的好条件であることが多いです。

加えて医療機器メーカーでは雇用条件が大卒者であることが必須です。

専門学校卒業生である場合、チャンスがないわけではありませんが、放送大学を使って大卒免許を働きながら取得すると良いでしょう。

臨床工学技士で高収入を狙うならば、計画的なキャリアを積むことが必要です。

就職先での昇格、個人的スキルを身につけてから転職する道が高収入に繋がります。