地方公務員の仕事でやりがいを感じたこと3選
地方公務員の仕事でやりがいは、やはり「人とのつながり」から生まれるものが大きいと思います。
地方公務員の仕事の魅力
自分が感じた地方公務員の仕事のやりがいは、「人とのつながり」を中心に、主に3つ挙げられます。
やりがい その1:住民からの感謝
地方公務員なので、住民との関わりは切っても切り離せませんし、住民からの感謝の言葉は地方公務員のモチベーションに直結していると言っても過言ではないと思います。
住民から「ありがとう。」の言葉をいただいた時は、がんばってよかったという気持ちだけでなく、次はさらに改善を目指そうという気持ちが生まれ、モチベーションを保つ良いサイクルにつながります。
イベントを開催した時の楽しそうな子どもたちの笑顔を見ているだけでも、満足感や充実感を得ることができます。
感謝されるためには、どんなことでもよいので小さなことから丁寧に、親切な対応を心がけることが大切です。
例えば、自分は庁舎内で目的とする窓口が見当たらず困っている方がいれば、「〇階に上がって、右手に進んでください。」ではなく、その窓口までお連れし、その窓口の職員に要件を伝えるようにしていました。
過剰であったり偏りがあったりするサービスは良くありませんが、住民の話をよく聞き、本当に求めていることに対し、可能な限り寄り添う姿勢を大切にできるとよいかと思います。
やりがい その2:同じ立場で仕事をする人たちからの感謝
住民だけでなく、同じ立場で仕事をする人たちからの感謝もやりがいのひとつです。
困っている同僚を助けることはもちろんですが、例えば他自治体が被災した時などは支援に入るということがあります。
災害は発生しないことが一番なのですが、発生すれば被災地の行政機関は災害対応に追われながら、通常業務も並行して行わなければならない非常に大変な状況に陥ります。
自分も一度、被災地の支援に入ったことがありますが、その時いただいた感謝の言葉や職場の皆さんの表情は、今でも忘れることのない大切な思い出です。
やりがい その3:成果が新聞記事やニュースになりやすい
季節のイベントごとや地域課題に対する新たな取り組みなどは、比較的、地域の新聞記事やニュースで取り上げてもらうことが多いです。
自分が関わっている仕事であれば、そのようなニュース等を見て充実感を得ることもできますし、ニュース等を見た人から「頑張ってね。」などと声をかけてもらうこともありました。
ただ一方で、不祥事や不適切事務等も記事になりやすいところもありますので、その点は特に気を付けて真摯な気持ちで仕事と向き合わなければいけません。